W矩形スプライン

[W矩形](WRectangle)を使用して、2 つの同心の長方形から閉じたシェイプを作成します。各長方形は、4 つの頂点からなります。[W矩形](WRectangle)は、[ドーナツ](Donut)ツールに似ていますが、円ではなく長方形を使用する点が異なります。

W矩形は、「壁のある長方形(walled rectangle)」を意味します。

W矩形の例

ヒント: W矩形スプラインの作成中、マウスを使って手順間のビューポートをパンおよびオービットできます。ビューポートをパンするには、マウスの中ボタンでドラッグするか、マウスのホイールでスクロールします。ビューポートをオービットするには、Alt を押しながらマウスの中ボタンでドラッグするか、またはマウスのホイールでスクロールします。

手順

W矩形を作成するには:

  1. [作成](Create)パネルに移動し、 ([シェイプ](Shapes))をオンにします。
  2. [シェイプ](Shapes)リストを開き、[拡張スプライン](Extended Splines)を選択します。
  3. [W矩形](WRectangle)をクリックします。
  4. マウスをドラッグして、マウス ボタンを放し、外側の長方形を定義します。
  5. マウスを移動してクリックし、内側の長方形を定義します。

インタフェース

[レンダリング](Rendering)および[補間](Interpolation)ロールアウト

ほとんどのスプライン ベースのシェイプは、これらのパラメータを共有します。 詳細は、「 [レンダリング](Rendering)ロールアウト 」および「[補間](Interpolation)ロールアウト」を参照してください。

[作成方法](Creation Method)ロールアウト

[W 矩形]シェイプでは、[中心](Center)または[エッジ](Edge)の標準作成方法を選択できます。 詳細については、「[作成方法](Creation Method)ロールアウト」を参照してください。

[キーボード入力](Keyboard Entry)ロールアウト

キーボードから W 矩形スプラインを作成します。 [X]/[Y]/[Z]の設定を使用して中心点を指定し、残りのパラメータを使用して寸法を指定してから[作成](Create)をクリックします。 スプラインの作成後、[パラメータ](Parameters)ロールアウトのコントロールを使用して設定を調整できます(下記参照)。

[パラメータ](Parameters)ロールアウト

長さ

W 矩形の断面の高さ。

W 矩形の断面の幅。

厚さ

W 矩形の壁の厚さ。

角フィレットを同期

このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、[角半径 1](Corner Radius 1)を使用して、W 矩形の内側と外側にある両方のコーナーの半径を指定します。 断面の厚さも保持します。既定値ではチェックマークが付いています。

角半径 1

断面の内側と外側の 4 つすべてのコーナーの半径。

[角フィレットを同期](Sync Corner Fillets)にチェックマークが付いていない場合、[角半径 1](Corner Radius 1)を使用して、このシェイプの外側の 4 つのコーナーの半径を制御します。

角半径 2

内側の 4 つのコーナーの半径。

[角半径 2](Corner Radius 2)は、[角フィレットを同期](Sync Corner Fillets)にチェックマークが付いていない場合のみ使用できます。

注: これらの設定を調整する場合は、注意が必要です。これらの間には、お互いを制限する関係がありません。そのため、側面の長さと幅よりも大きい内側の半径([角半径 2](Corner Radius 2))を設定することができます。