テキスト エディタを使用して解析出力を定義する

非線形荷重ステップと非線形解析コントロールを定義したので、ここでは結果ファイルへの出力を指定します。Helius PFA によって生成された繊維および母材の損傷状態を確認するには、まず、結果ファイルへの状態依存変数(SV)の出力を要求する必要があります。

  1. バルク データ ファイルを開いて、LOAD = 1 行を見つけます。この下に次の行を追加します。
       NLSTRESS (PLOT,NLOUT=101) = ALL
  2. 前のページで説明した NLSTEP エントリを見つけて、次の行を追加します。
    NLOUT, 101
    , ESV, SV2, SV3, SV4

    これら 3 行を一緒に使用することで、Helius PFA 複合材料の繊維と母材の破損インデックスと複合材料の損傷状態を確認できます。

  3. Patran でこれらの結果を表示するには、次の行を追加する必要があります。
    PARAM, POST, 1

これで、バルク データ ファイルは次のように表示されます。
SUBCASE 1
   NLSTEP = 1
   SPC = 2
   LOAD = 1
   NLSTRESS (PLOT,NLOUT=101) = ALL
$
BEGIN BULK
$
NLSTEP, 1, 1.0
 , GENERAL, 1000
 , FIXED, 100,
 , MECH, PV, , 0.005
$
NLOUT, 101
, ESV, SV2, SV3, SV4
$
PARAM, POST, 1
$

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