荷重を定義する

ビームに純粋なモード I 荷重を強制する 2 つの追加の境界条件を作成します。

変位を強制することによってビームに荷重が加えられます。これは変位の強制によって、適用された力による比較可能な荷重に比べてより緩やかな破損プロセスが発生するためです。最初に、カップリング拘束がビームの外側エッジ上の節点に適用され、後処理中に反力の合計を簡単に決定できます。

  1. [Preprocessor] > [Coupling / Ceqn] > [Cupl DOFs w/Mstr]を選択します。
  2. 次に示すように、ビームの左側エッジ上のすべての節点を選択します(x = 100、z = 1)。最上部の節点(y = 10)が最初に選択されていることを確認します。[OK]をクリックします。

  3. 参照番号を 100 に設定し、自由度ラベルを[UZ]に設定します。[OK]をクリックしてカップリングの定義を完了します。

    カップリング拘束の結果として、上記にハイライト表示した節点に適用される Z 方向の変位により、同じ Z 方向変位が拘束定義の残りの節点にも適用されます。

  4. ビームの反対側(x=100、z=0)に対して手順 1~3 を繰り返し、拘束式に異なる参照番号(200 など)を割り当てます。

  5. [Preprocessor] >[Loads]> [Define Loads] > [Apply] > [Structural] > [Displacement] > [On Nodes]を選択し、手順 2 の最初の節点(x = 100、y = 10、z = 1)を選択します。
  6. [UZ]値に 10 を適用して、[OK] をクリックします。
  7. 5~6 の手順を繰り返し、-10[UZ]変位を上図に示す節点(x = 100、y = 10、z = 0)に適用します。