荷重-変位プロットを生成する

荷重-変位プロットは、構造のグローバルな剛性応答を決定するためのツールとしてよく使用されます。

これらは、破損の開始と進行に伴う構造の動作を決定するための簡単な手段として、進行性破損解析で特に役に立ちます。

  1. [Main Menu] > [TimeHist Postpro]をクリックします。
  2. 表示されるダイアログで、[Add Data]アイコン(緑のプラス記号)をクリックします。
  3. [Reaction Forces] > [Structural forces] > [Z-Component of force]を選択します。 [OK]をクリックします。
  4. グラフィックス ウィンドウから、指定の変位を持つ 2 つの節点の 1 つを選択します(「荷重を定義する」セクションを参照)。 [OK]をクリックします。
  5. 手順 2~4 を繰り返します。ただしここでは、[Nodal Solution] > [DOF Solution] > [Z-Component of displacement]を選択します。
  6. 反力と変位の関係をプロットするには、X 軸を UZ_3 に設定し、FZ_2 を選択し、Graph Data アイコンをクリックします。以下の図を参照してください。

荷重 - 変位プロットを以下に示します。

荷重 - 変位プロットから、ビームが変位したときに 2 つの大きな荷重低下が発生していることがわかります。SVAR1 をプロットし、荷重のステップを実行すると、荷重の低下時にいくつかの要素で粘性損傷が発生し、ビームが剥離することがわかります。これにより、最終的にはビームの荷重キャパシティが減少します。