以前は、試験用断片の荷重応答を監視できるように、.fil ファイルへの出力の要求には、キーワードエディタを使用していました。ここでは、解析が完了するタイミングをコントロールできるように、HIN ファイル内でジョブ モニタ機能を使用します。.fil ファイルからの結果は、ジョブ モニタ機能を使用するときに必要です。
*JOB TERMINATION, MONITOR=LOAD 0.2, 3
最初の行は、解析に、試験用断片の荷重履歴を監視するように伝えます。以前は、Load_Node の RF を要求していたことに注意してください。2 行目は、解析に、ある増分から次の増分で Load_Node の反力が 20% 以上(0.2)に降下したときはいつでも、さらに 3 増分だけ実行してから終了する必要があると伝えています。次の荷重-変位プロットの例で、この動作を示しています。
ジョブ モニタ機能は、壊滅的な破損の発生後に、荷重履歴の残りの部分でシミュレーションを続行するのではなく終了することによって、シミュレーションの効率を改善することができます。