解析機能で使用する積層を定義します。
[積層]タブは、4 つの積層解析機能ウィンドウのすべてで、先頭にあるタブです。下図には、[積層特性]ウィンドウに表示される[積層]タブが示されています。
[基本設定]で[最新の積層を使用]チェックボックスがオンになっている場合は、最近のセッションで使用した積層のデータが[積層]タブに入力されます。それ以外の場合、[積層]タブは、以前に「
新しい積層を作成する」セクションで説明した[新しい積層]ウィンドウと同様の機能を持っています。[積層]タブでは、2 つの方法のいずれかで積層を定義することができます。
- 既存の積層を使用する: 材料データベースに保存されているあらゆる積層を、この[積層]タブにロードすることができます。データベース内で利用可能な積層のリストを参照するには、[積層]タブの[開く]ボタンをクリックします。リストから希望する積層をダブルクリックして選択することができます。これにより、Helius Composite が適切な材料データ ファイルを読み込み、積層のデータが[積層]タブに表示されます。[積層]タブの表示ウィンドウに示される積層のデータには、各層の材料タイプ、厚さ、繊維配向角度などが含まれています。また、積層が正しく構築されているかどうかを確認するために、積層の可視化ウィンドウで積層のモデルを表示することもできます。
- 新しい積層を作成する: 材料データベースに保管されている積層を使用するのではなく、以前のセクション(「新しい積層を作成する」)で説明したのと同じ手順を使って、新しい積層を作成することができます。新しい積層に対する材料や形状データを定義したら、積層の解析を実行する前に、[積層名]ボックスに積層の名前を入力し、[保存]をクリックして新しい積層を材料データベースに保存します。