実行時にサブルーチンまたは関数のコードをステップ実行することによって、問題を発見したり、コード内の分岐を評価することができます。
サブルーチンまたは関数の実行は、その宣言行や、実行を一時停止するコード行にブレークポイントを配置することによって一時停止することができます。実行を一時停止した後は、ステップ実行することにより、1 行ずつコードの結果を評価することができます。コード行の評価が終了したら、通常の実行に戻すことガできます。
次の手順では、[ステップ イン]機能を使用して gardenpath マクロをステップ実行する方法を学びます。
をクリックします。 検索 VBA IDE が表示され、gardenpath マクロの実行が一時停止されます。宣言行 Public Sub gardenpath() がハイライト表示されており、そこで一時停止していることがわかります。
[ステップ イン]をクリックして次のコード文に進みます。 今度は、コード文 gpuser がハイライト表示されます。
実行は、gpuser サブルーチンの宣言行に移動します。コード文 Private Sub gpuser() がハイライト表示されます。
ハイライト表示が消え、新しいコードは示されません。これは、GetPoint メソッドでは AutoCAD で点を入力する必要があるためです。
GetPoint メソッドで指定したプロンプトがコマンドラインに表示されています。
フォーカスが VBA IDE に戻り、コード文 sp(0) = varRet(0) がハイライト表示されます。
[ローカル ウィンドウ]を選択します。 [ローカル]ウィンドウが表示されます。マクロの実行中に、すべてのローカル変数とその値が[ローカル]ウィンドウに表示されます。
[継続]をクリックして通常の実行を再開します。 AutoCAD に切り替え、残りの各プロンプトに対して値を指定します。