マス要素とマス グループは、マテリアルによって表示が決まる表示コンポーネントで構成されます。
マス要素またはマス グループの各表示コンポーネントに、1 つのマテリアルを割り当てます。たとえば、マス要素のボディにはダークウッドのマテリアルを割り当て、マス要素のハッチングには明るい茶色のマテリアルを割り当てます。マス グループにマテリアルを割り当てると、アタッチされているマス要素の表示プロパティがマス グループの設定によって変更されます。
マテリアルの表示プロパティではなく、マス要素の表示プロパティを使用する場合には、マス要素の表示プロパティのマテリアル割り当ては無効にしてもかまいません。
オブジェクトの表示プロパティは、表示レベルごとに個別に指定します。マス要素とマス グループには、プラン、モデル、天井伏せ、スケッチの各ビューに対する表示レベルがあります。マス要素とマス グループの表示レベルを新たに作成するときは、既存の表示レベルをコピーできます。たとえば、「Plan 1:25」という表示レベルを新たに作成して、1:25 に尺度設定されたビューの表示に合わせて最適化されたプラン ビューを作成することができます。この新しい表示レベルには、コピー元の表示レベルと同じ表示コンポーネントが含まれています。コピーしたコンポーネントには、元のコンポーネントと同じマテリアル コンポーネントが反映されます。
マテリアル定義は、オブジェクトのコンポーネント タイプに対応する表示コンポーネントで構成されます。たとえば、マテリアルの線図コンポーネントが、プラン ビューのすべての線図に使用されます。3D モデル ビューと立面図ですべてのオブジェクト サーフェスを網掛けするには、マテリアルのサーフェス ハッチング コンポーネントを使用します。
次の表は、マス要素コンポーネントとそれらを決定するマテリアル コンポーネントの一覧です。
マス要素のコンポーネント | マテリアル コンポーネント |
---|---|
詳細プラン、簡略プラン、プラン表示、プラン 薄色 | |
ハッチング | プラン ハッチング |
切断面 | 対応するマテリアルがない |
モデル | |
図形 | 3D ボディ |
境界ボックス | 対応するマテリアルがない |
天井伏せ、天井伏せ 薄色、スケッチ | |
図形 | プラン線図 |
境界ボックス | 対応するマテリアルがない |
ハッチング | プラン ハッチング |
次の表は、マス グループ コンポーネントとそれらを決定するマテリアル コンポーネントの一覧です。
マス グループ コンポーネント | マテリアル コンポーネント |
---|---|
詳細プラン、簡略プラン | |
マーカー | 対応するマテリアルがない |
切断面 | 対応するマテリアルがない |
ハッチング | 対応するマテリアルがない |
プラン、プラン表示、プラン 薄色 | |
図形 | プラン線図 |
マーカー | 対応するマテリアルがない |
モデル | |
図形 | 3D ボディ |
マーカー | 対応するマテリアルがない |
天井伏せ、天井伏せ 薄色 | |
図形 | プラン線図 |
マーカー | 対応するマテリアルがない |