マテリアルを使用すると、オブジェクトの表示の定義が容易になります。レンガやガラスなどのマテリアルの表示を図面や図面テンプレートで一度定義するだけで、それを任意のオブジェクト コンポーネントやオブジェクト スタイルに自由に割り当てることができます。たとえば、マテリアルとして「ガラス」を定義した場合は、それを任意の数の窓、ドアのはめ込みガラス、仕切り壁に割り当てることができます。
マテリアルの共通セットを使用すると、図面やプロジェクト全体でオブジェクトの表示を一元的にコントロールすることができます。マテリアルの詳細を変更するときは、マテリアル定義で詳細を一度変更するだけで、すべてのオブジェクトが更新されます。
さまざまなマテリアルが割り当てられている、レンダリングされた建物
AutoCAD Architecture には、一般的なデザイン用の定義済みのマテリアルが用意されています。これらの定義済みマテリアルは、そのまま利用することもできますし、ユーザ独自のデザイン ニーズに合わせて変更することもできます。ユーザ独自のマテリアルを作成することもできます。
サーフェス ハッチングは、モデル ビューと断面または立面ビューの両方に表示できます。ハッチングの配置と方向は、オブジェクトの個々の面で正確にコントロールし、指定できます。