3D 自由形状スペースでは、スペース全体の高さは、自動調整スペース内の境界オブジェクトか、自動調整されないスペースの 3D ジオメトリの高さで決まります。スペース全体の高さの範囲内で個々のコンポーネントの高さを変更することはできますが、スペース全体の高さに追加されたり、そこから差し引かれることはありません。 たとえば、天井上の高さを増やすと、それに応じて天井の高さが低くなります。
3D 自由形状スペースの高さを変更する上で、さらに以下の制限があります。
- 天井の厚さと天井上の高さを変更できます。 ただし、天井の厚さを 0 に設定すると、天井上の高さは 0 となり、読み込み専用となります。
- 床の厚さと床下の高さを変更できます。 ただし、床の厚さを 0 に設定すると、床下の高さが 0 となり、読み込み専用となります。
- 天井の厚さと床の厚さがどちらも 0 の場合、天井の高さは読み込み専用となります。
- 3D 自由形状スペースの位置会わせは、常に[床の上部]に設定されます。
- 天井の最下部をスペースの最上部と同じ高さに配置すると、天井は実際の境界体積の上に位置することになるため、描画されません。 ただし、天井の最下部をスペースの最上部よりも上に配置することはできません。
- 床の最上部を、スペースの最下部と同じ高さに配置すると、床が実際の境界体積の下に位置することになるため、描画されません。 ただし、床の最上部をスペースの最下部よりも下に配置することはできません。
- 3D 自由形状スペースの天井の高さは、天井の最下部から床の最上部までの範囲になります。 天井と床が 0 に設定されている場合は、天井の高さはスペースの最上部からスペースの最下部までの範囲になります。