プロパティ データ形式は、集計表、集計タグ、[プロパティ セット データを編集]ワークシート、プロパティ パレットでの単位の表示方法をコントロールします。手動プロパティと自動プロパティでは、実数に関する単位の動作が異なります。
自動プロパティの単位は、オブジェクトから直接収集されます。幅などの自動プロパティは、[作図環境設定]ダイアログ ボックスの[単位]タブで指定した単位を既定で使用します。異なるプロパティ データ形式を使用することにより、既定の形式を変更できます。
プロパティ データ形式を使用すると、AutoCAD の単位がプロパティ データ形式の定義に従って変換されて表示されます。プロパティ データ形式は、プロパティ セット定義の[定義]タブで指定できます。
プロパティ セット定義で指定した手動プロパティの単位は、図面に格納されるデータ形式をコントロールします。プロパティ パレットの[拡張データ]タブには、プロパティ データ形式で定義した単位が表示されます。単位のタイプが実数の場合、単位を入力するときに、プロパティ セット定義から単位の形式とタイプを選択して、プロパティ データ形式を変更できます。