概要 - データベース テーブルのデータを表示する

データ ソースが環境設定されていると、[データ ビュー]ウィンドウにデータベース レコードを表示することができます。

データ ソースを環境設定すると、そのデータベース テーブルにプログラム内からアクセスすることができます。[データ ビュー]ウィンドウは、データベース レコードを表示したり編集できるウィンドウです。データベース テーブルは、読み込み専用として開くことも、編集用に開くこともできます。読み込み専用モードで開いているデータベース テーブルに対しては、レコードの追加、削除、編集を行うことはできません。データベース テーブルを開くと、その親であるデータベースへの「接続」が確立します。データベース システムの中には、データベース テーブルにアクセスする前に有効なユーザ名とパスワードの入力が必要なシステムもあります。

[データビュー]ウィンドウには、スプレッドシートと同じような形式でデータベース テーブルのレコードが表示されます。 ウィンドウの右側のスクロール バーと下側のナビゲーション ボタンを使用して、レコード セット内を移動することができます。

[データ ビュー]ウィンドウの「グリッド」には次の要素が含まれています。

[データ ビュー]ウィンドウでは、さまざまな方法でレコードを表示できます。次の操作を行うことができます。

[データ ビュー]ウィンドウで行った列の書式設定とデータベース テーブルのソートは保存されません。新しいデータベース テーブルを開いたり、現在のテーブルを閉じると、これらの情報は破棄されてしまいます。書式設定されたレポートを作成し、それを保存するには、[データ ビュー]ウィンドウの内容をクリップボードにコピーし、Microsoft Excel などの外部プログラムに貼り付ける必要があります。その後、貼り付け先の外部プログラムを使用して書式を設定し、データを保存します。テンプレートを作成する方法については、データの書式設定に使用する外部プログラムのドキュメントを参照してください。

データベース ビューと外部クエリー

一部のデータベース管理システムは「ビュー」をサポートしています。ビューは、データベース テーブルのデータを表示するもう 1 つの方法です。たとえば、ビューを使用して、データベース テーブル全体のサブセットを表示できます。また、ビューを使用すると、データベース テーブル間の関係を定義したり、元のデータベース テーブルのレコードを結合して新しいテーブルを作成することができます。

ビューをサポートしていないデータベース システムも、クエリーを使用して同じような結果を得ることができます。ビューおよびクエリーの作成方法と使用方法については、ご使用のデータベース システムのドキュメントを参照してください。

[データベース接続マネージャ]の[データ ソース]ノードにビューと外部クエリーが表示されます。「外部クエリー」は、プログラム内部ではなく、外部データベース システムで作成され、保存されるクエリーです。外部クエリーやビューは他のデータベース テーブルと同様に使用できます。外部クエリーやビューを[データ ビュー]ウィンドウに表示して編集したり、それらを基にしてクエリーを作成したり、そのレコードを基にしてリンクやラベルを作成することができます。