_LISTBOX_DEF テーブルの目的は、次の状況で[カタログ ブラウザ]によって使用される既定の検索文字列を定義することです。
これは、同一の製造元または同一のコンポーネント タイプを頻繁に使用する場合に便利です。
その仕組みを次に示します。
個々のカタログ参照テーブルについて、異なる値を定義できます。最初のフィールドにより、[カタログ ブラウザ]の[カテゴリ]に対応するカタログ参照テーブル名が定義されます。2 番目以降のフィールドは、カタログ参照テーブルの構造と同じ形式、順序です。そのフィールドを検索に含めない場合は、そのフィールドを空白のままにします。
入力する文字は、カタログ テーブル内の既存のフィールド値と正確に一致する必要があります。値にスペースが含まれている場合、[カタログ ブラウザ]は、検索においてスペースを完全に一致する語句として使用し、引用符で囲みます。
たとえば、カタログ値を指定せずにリレー コイルで[参照]をクリックすると、[カタログ ブラウザ]は、「600VAC」リレーの Siemens パーツ番号を検索します。カタログ データベース ファイルを編集して、_LISTBOX_DEF テーブルを選択します。これらのフィールド値を持つレコードを挿入します。
次回[カタログ ブラウザ]でリレー コイルに _LISTBOX_DEF が使用されると、検索が事前定義され、実行された状態でダイアログ ボックスが開きます。
端子の既定は常に、カタログ参照の TRMS テーブルです。ただし、端子アクセサリや端子ジャンパへのカタログの割り当てが容易になるように、_LISTBOX_DEF テーブルは特殊な TABLENAME の値を 2 つサポートしています。
例: TABLENAME=TRMS(H), MANUFACTURER = AB, TYPE = HARDWARE
例: TABLENAME=TRMS(H), MANUFACTURER = AB, TYPE = HARDWARE, RATING = JUMPER.