定義、キーとなる語、基本的な詳細を説明します。
配置は、複数のコンピュータに 1 つまたは複数のオートデスク製品を標準の環境設定でインストールする有効な手段を提供します。インストレーション プロセスに必要なファイルが、ネットワーク上のすべてのユーザが共有アクセスできるフォルダ内の管理イメージに格納されます。製品をインストールするには、ユーザは配置フォルダに移動し、インストーラのショートカット(.LNK ファイル)をダブルクリックします。
注: このガイドで説明するインストーラは、Windows オペレーティング システムにのみ該当します。ただし、いくつかの概念と手順は、Linux または Mac OS X ネットワーク上のオートデスク製品にも適用できます。
配置に関するいくつかの基本的な事項を次に示します。
- 配置は、ネットワーク ライセンスまたはマルチシート スタンドアロン ライセンス用に作成できます。
- 同じフォルダに異なる環境設定の複数の配置を置くことができ、これらの配置は同じ管理イメージを共有できます。
- 各配置は、1 つの言語で製品をインストールします。別の言語で製品をインストールする必要がある場合は、言語ごとに別の配置が必要になります。言語パックをサポートする製品の場合は、追加の言語パックを配置に含めることができます。
- 異なる環境設定で別の配置を作成する場合、既存の配置に基づいて作成できます。
- 配置は、各インストレーションのログ ファイルを作成するように環境設定できます。ネットワーク管理者は、問題解決のためにこれらのログ ファイルを使用できます。
- 各配置はサブフォルダ<配置名>¥SMS_SCCM scripts を作成します。このサブフォルダには、Microsoft Systems Management Server(SMS)および System Center Configuration Manager(SCCM)を使用して配置を配布する際に役立つ 2 つのドキュメント SMS_SCCM_ReadMe.txt および <配置名>_SCCM.txt が含まれています。SMS_SCCM scripts フォルダには、配置内の一部または全部の製品のアンインストールを自動化するバッチ ファイルの作成に役立つ 2 つのファイルも含まれています。2 つのファイルは、<配置名>_Uninstall.txt と Product_Uninstall_ReadMe.txt です。