概要 - インストールの種類

インストール先のプラットフォームとライセンスの種類に関する設定について説明します。

配置をセットアップするときに、適用先のプラットフォームごとにインストレーションの種類と、ライセンスの種類を選択する必要があります。

適用先のプラットフォーム

配置を使用するコンピュータのオペレーティング システムに応じて、32 ビットまたは 64 ビット プラットフォームを指定します。使用可能なオプションは、製品ごとに異なります。一部のオートデスク製品は 64 ビット プラットフォームで実行できませんが、それ以外のオートデスク製品は 64 ビット プラットフォームで 32 ビット バージョンを実行することができます。また、一部の結合 32/64 ビット配置もサポートされています。詳細は、各製品のドキュメントを参照してください。

ライセンスの種類

購入したライセンスの種類に基づいて、インストーラで次の種類のライセンスのいずれかを指定します。

ネットワーク ライセンス

このタイプのライセンスでは、製品が 1 台または複数台のサーバの Network License Manager (NLM)と通信するうえで必要となるファイルおよびレジストリ エントリとともに、製品をネットワーク上のコンピュータにインストールします。NLM の環境設定も定義します。クライアント コンピュータでオートデスク製品を起動すると、NLM にライセンスを要求し、製品を停止するとライセンスを返却します。ネットワーク インストレーションで製品を実行するコンピュータは、個別にアクティベーションを行う必要はありません。

ネットワーク ライセンスの主な利点は、購入したライセンス数以上のシステムに製品をインストールできることです(たとえば、25 のライセンスを購入し、40 台のコンピュータにインストールできます)。製品は、購入したライセンス数分のコンピュータで同時に実行できるため、本格的なフローティング ライセンスとして使用できます。

スタンドアロン ライセンス

このタイプのライセンスは、1 つのシリアル番号とプロダクト キーを使用して複数台のコンピュータに製品をインストールするマルチシート スタンドアロン インストレーションで使用します。このタイプのライセンスでは、製品ライセンスの管理に NLM を使用しません。代わりに、インストレーション、登録、アクティベーションは各コンピュータ上で行います。コンピュータで一度マルチシート スタンドアロンのシリアル番号とプロダクト キーのアクティベーションを行うと、その後はこの配置を使用して、インターネットに接続されているすべての他のコンピュータで自動的にアクティベーションが行われます。