完全な製品定義が不要な場合は、Inventor の単純化ツールを使用してモデルをより単純な表現に変換することができます。顧客がカタログ モデルにアクセスできるようにする前に、カタログ モデルから知的財産を削除することができます。または、このワークフローを使用して、ネイティブ Revit 形式フィーチャが含まれている、Inventor の Revit ファミリ ファイルを準備します。
アセンブリの単純化ツール
[部分的に含まれるものも選択]: 選択したコンポーネントを使用して、ビュー リプレゼンテーションを作成します。
[エンベロープを定義]: コンポーネントまたはパーツを一連のボックスまたは円柱状のエンベロープで置き換えることによって、単純化します。
[簡略化パーツを作成]: 現在のビュー リプレゼンテーションを使用して、単純化されたパーツを作成します。非表示のコンポーネントは含まれません。
[Revit フィーチャ認識] - パーツの環境
[Revit フィーチャ認識]の環境では、[簡略化]パネルのコマンドを使用して、モデルの複雑度を減らします。Revit によって認識できるフィーチャを使用してモデルを表現するためには、[Revit のフィーチャ]パネルの[認識]コマンドを使用します。
[詳細を削除]: 認識されたフィレット、面取り、または独自に選択した面を削除することによって、モデルを単純化します。
[空間を充填]: モデル空間を充填するサーフェス パッチを使用して、穴とポケットを覆います。
[エンベロープを定義]: 選択したコンポーネントをボックス/円柱状のエンベロープで置き換えるか、それらの形状を表す単純な押し出しフィーチャを作成することによって、モデルを単純化します。
[押し出しを認識]: 押し出しフィーチャを認識し、Revit によって認識される押し出しに変換します。
[回転を認識]: 回転フィーチャを認識し、Revit によって認識される回転に変換します。
[スイープを認識]: スイープ フィーチャを認識し、Revit によって認識されるスイープに変換します。
[自動認識]: 押し出しフィーチャと回転フィーチャを自動的に認識し、フィレットと面取りを除去します。 パーツ ドキュメントの BIM 変換環境で、[ビルディング コンポーネントをエクスポート]を使用してネイティブ Revit ファミリ ファイルをエクスポートすることができます。さらに、コネクタ、プロパティ、パラメータ、方向、カテゴリ、および挿入点情報を Revit ファミリ ファイル形式に追加することができます。
Revit ファミリ ファイルをエクスポートする前に、Inventor ではモデル フィーチャをネイティブ Revit フォーム フィーチャに変換できるように、そのモデルを準備する必要があります。Inventor 2014 では、押し出し、回転、スイープ フィーチャを変換できます。Inventor ユーザは、BIM 単純化環境を使用して既存のモデルを変換したり、前述の 3 つのジオメトリのみを使用してモデル ジオメトリを構築することによって互換性のあるモデルを作成することができます。
[Revit フィーチャの確認]
Revit ファミリ ファイルのフィーチャ変換ルールの定義に基づいて、モデルに含まれているフィーチャの情報が記載された HTML レポートを表示します。
このコマンドは、Revit ファミリ ファイルとしてエクスポートされたフィーチャを正常に変換する方法を決定するために使用されます。レポートには、各フィーチャ変換のステータスと、変換に失敗した理由が含まれています
[BIM]タブのコマンドを使用して、[フィーチャ][簡略化]から[BIM フィーチャ認識]および[BIM 変換]にワークフローをダウンストリームします。すべての BIM 関数は、[BIM]タブからアクセスできます。
アセンブリ ドキュメントで[簡略化パーツを作成]コマンドを終了すると、新たに作成されたパーツの[BIM]タブから、次の操作を実行できます。
Autodesk ReCap では、点群スキャン ファイルがインデックス化され、Inventor で使用できる .rcs ファイルと .rcp ファイルを作成します。複数のスキャンを 1 つのリアリティ キャプチャ プロジェクト(.rcp)ファイルに収集し、Inventor 内のグループとしてアタッチすることができます。
新しい[原点に挿入]設定により、点群をアタッチするときに、点群をレイアウトの 0,0,0 に挿入することができます。既定の挿入点は、任意の点(グラフィック スクリーン上の選択点)です。
Revit の相互運用性サブコンポーネント
Revit の相互運用性サブコンポーネントでは、次の機能を実行できます。
建物情報を抽出および記録するには、このチェック ボックスをオンにして Revit モデルの操作に必要な Revit の相互運用性機能をインストールする必要があります。Revit の相互運用性サブコンポーネントをインストールしない場合、Revit ファイルのインポートやエクスポートができなくなります。
[Autodesk 360] タブにある新しい [Web サイトを表示]コマンドを選択すると、クラウドに保存されているファイルを管理する Autodesk 360 の Web サイトが表示されます。
[保存]、[名前を付けて保存]、[開く]、[コンポーネント配置]、[コンポーネント作成]などのファイル操作に関連するダイアログ ボックスの[場所]パネルの上部から、ファイルを Autodesk 360 から開いたり、Autodesk 360 に保存することができます。Autodesk 360 は、[場所]パネルが含まれるすべてのファイル操作に関連するダイアログ ボックスで使用できます。
Autodesk 360 に従属する 1 つのファイルを追加するときに、Autodesk 360 を使用してすべてのファイル参照を追加することができます。たとえば、10 個のパーツ ファイルから構成される 1 つのアセンブリ ファイルを追加すると、10 個のパーツ ファイルすべてとプロジェクト ファイルが追加されます。この新しい機能により、参照ファイルが自動的に追跡およびアップロードまたはダウンロードされます。
新しい Autodesk 360 ドライブは、Windows エクスプローラに表示されます。Windows エクスプローラから Autodesk 360 ドライブにドキュメントをドラッグ アンド ドロップすることができます。Windows エクスプローラから Autodesk 360 ドライブに追加されたファイルは自動的にアップロードされ、Autodesk 360 アカウントと同期します。すべての参照ファイルはこの処理中にアップロードされます。
Autodesk 360 通知アイコンが、タスクバー通知領域に自動的にインストールされます。クラウドに追加したいずれかのファイルがローカル コンピュータ上の対応するファイルと同期していない場合は、メッセージが表示されます。通知アイコン上にマウス カーソルを合わせると、いつもでステータスを確認できます。
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