Autodesk Inventor 2014 の新機能

このリリースの Inventor で重点が置かれているのは、アセンブリ設計の領域での新規ユーザと以前からのユーザの両方の生産性の向上です。以前からの顧客の要求に基づいて、パーツ、スケッチ、図面、およびその他の環境の生産性も向上しています。最後に、Inventor モデルをさらに広範にパートナーと共有できるようにするツールを追加しました。この追加により、建築エンジニアや設計者とのモデルの共有が効率化され、Autodesk 360 のサービスを通したコラボレーションがさらにやりやすくなります。

お客様の生産性

ワークフローの相互運用性 接続エクスペリエンス
  • アセンブリの使いやすさ
  • 大規模なアセンブリのパフォーマンス
  • 顧客満足度
  • BIM の準備ができたモデル
  • モデル ベースの定義
  • Consistent Materials
  • 統合された Autodesk 360 体験
  • アプリケーションの仮想化

これらのツールと機能の概要を次に示します。

生産性の向上

[接続]という新しいコマンドにより、アセンブリの設計プロセスが変わります。[接続]により、コンポーネントの配置とモーションの定義を一度に行うことができます。

製品知識がない場合は、アセンブリの動作を理解して習得するのが簡単になります。製品知識が既にある場合は、効率化されたアセンブリ作成および管理ツールにより、魅力的で生産的なエクスペリエンスが得られます。

皆さんに喜ばれると思う、その他の生産性の向上は次のとおりです。
  • 簡易モードと呼ばれる、非常に大規模なアセンブリを処理する新しい方法により、アセンブリのロードが 5~10 倍速くなり、作業時間が大幅に短縮されます。
  • 新しいアセンブリ診断ツールにより、拘束と接続の両方の関係エラーをすばやく理解し、修正できるようになります。
  • アセンブリのコピー/貼り付け機能により、方向と関係がそのままの同一コピーが生成されます。
  • モデリング コアの改善により、複雑なブレンドとスイープでの成功率が高まります。
  • 新しいスロット スケッチツールにより、長楕円と曲線スロットの作成に必要な時間が大幅に短縮されます。

強化されたワークフローの相互運用性

Consistent Material の複数のワークフローが、カスタム ライブラリを簡単に作成できるように合理化されました。カスタム ライブラリは、Inventor、Revit、AutoCAD の間で共有することができます。

Inventor モデルをさらに広範にパートナーと共有できるようにするツールも追加しました。BIM の新しい相互運用性機能により、詳細な Inventor アセンブリを、BIM コンテンツとして使用するために、単純なネイティブ Revit ファミリに簡単に変換することができます。

この追加により、建築エンジニアや設計者とのモデルの共有が効率化され、Autodesk 360 のサービスを通したコラボレーションがさらにやりやすくなります。

接続エクスペリエンス

最後に、以下の機能強化が近日中に利用できるようになります: R2014 では、Autodesk 360 にファイルを保存したり、Autodesk 360 からファイルを開く、単純で直感的なプロセスが用意されています。データにいつどこからでもアクセスできることと、データをいつ誰とでも共有できることによって、メリットが得られます。設計についての確認をとり、現場保守のトラブルシューティングを行い、Autodesk 360 での設計共有の問題を解決します。

これらの詳細や他のすべての重要な機能強化の詳細について、読み続けてください。