範囲テーブルには、指定したデータまたはプロパティの値に応じて取るべきアクションの範囲を指定します。
範囲テーブルを作成するには
- [マップ エクスプローラ]の[現在の図面]で、[現在のクエリー]を右クリックし、[定義]をクリックします。
- [アタッチされた図面のクエリーを定義]ダイアログ ボックスで、[プロパティ変更]をクリックします。
- プロパティ変更用に範囲テーブルを作成する場合は、[プロパティ変更を設定]ダイアログ ボックスで、変更するプロパティを選択します。
- カーソルを[式]ボックスに移動し、変更の基準となる値の場所を指定します。
ドット変数、フィールド名、その他の有効な式を入力します。たとえば、オブジェクトの高度に基づいてオブジェクトの色を修正するには、[式]ボックスに .ELEVATION と入力します。
- [範囲]をクリックします。
- [範囲テーブルを定義]ダイアログ ボックスで[新規作成]をクリックし、新しい範囲テーブルを作成します。
- 範囲テーブルの名前を入力して、[OK]をクリックします。
- [範囲テーブルを定義]ダイアログ ボックスで、最初の条件を指定するための演算子と値を選択します。
これにより、この範囲にどのオブジェクトを含めるかが定義されます。
- 最初の条件の戻り値を指定します。
戻り値によって、選択したプロパティの修正方法を指定できます。たとえば、オブジェクトの高度に基づいてオブジェクトの色を修正するときには、[戻り値]ボックスに色を入力します。
- [追加]をクリックして、[現在の範囲テーブルの定義]に条件を追加します。
プロパティを変更するときには、指定した式の値(たとえば、高度 > 200)に該当するすべてのオブジェクトが、指定した戻り値に従って修正されます(たとえば、赤で塗られます)。
- 残りの条件を指定します。
- [OK]をクリックして、[プロパティ変更を設定]ダイアログ ボックスを閉じます。
- [プロパティ変更]が選択されたことを確認します。
- [クエリーを実行]をクリックし、オブジェクトを取り出して変更します。
範囲テーブルの例を作成する
以下で、プロパティを変更するための範囲テーブルの作成例を示します。この例の範囲テーブルでは、6000 より広い土地区画が赤で、6000 以下の土地区画が青で色付けされます。
サンプルの範囲テーブルを作成するには
-
[マップ エクスプローラ]
の[現在の図面]で、[現在のクエリー]を右クリックし、[定義]をクリックします。
- [アタッチされた図面のクエリーを定義]ダイアログ ボックスで、[プロパティ変更を設定]をクリックします。
- [プロパティ変更を設定]ダイアログ ボックスで、プロパティ[色]を選択します。
- [式]領域で、[プロパティ]をクリックして[領域]を選択します。[OK]をクリックします。
- [範囲]をクリックします。
- [範囲テーブルを定義]ダイアログ ボックスで[新規作成]をクリックします。
- Color という名前を入力し、[OK]をクリックして[新しい範囲テーブル]ダイアログ ボックスを閉じます。
- Color areas over 6000 という説明を入力します。
- [条件]領域で、<= 演算子を選択します。
- [式の値]領域で、6000 と入力します。
- [戻り値]領域で、Blue と入力します。
- [追加]ボタンをクリックします。
- [条件]領域で、> 演算子を選択します。
- [式の値]領域は、6000 のままにします。
- [戻り値]領域に、Red と入力します。
- [追加]ボタンをクリックします。
- [OK]をクリックして、[範囲テーブルの定義]ダイアログ ボックスを閉じます。
- [色]範囲テーブルが選択されていることを確認します。
- [追加]をクリックし、[現在のプロパティ変更]リストに色のプロパティ変更の定義を追加します。
- [OK]をクリックして、[プロパティ変更を設定]ダイアログ ボックスを閉じます。
- [プロパティ変更]が選択されたことを確認します。
- [クエリーを実行]をクリックし、オブジェクトを取り出して変更します。