オーバーレイを使用して選択した領域内の鉄道線路のみを表示します。
オーバーレイ解析には、次の 3 種類があります。
トポロジをオーバレイするには、両方のトポロジを現在の図面にロードする必要があります。
2 つのトポロジをオーバーレイする場合は、選択された 2 つのトポロジが対話する方法を選択します。結果は、どのトポロジがソースで、どれがオーバーレイかによって異なることがあります。
交差操作では、トポロジを組み合わせ、共通のジオメトリのみを保持します。交差は、AND ブール演算に似ています。結果は、どのトポロジを 1 番目、または 2 番目として選択しても同じです。2 つの操作についてオブジェクト データが組み合わされます。
次に、「交差」を使用する例をいくつか示します。
和演算は、ポリゴンとポリゴンを結合し、すべてのジオメトリを保持します。和は、OR ブール演算と似ており、ポリゴンでしか使用できません。たとえば、不動産査定のため区画を土壌情報と組み合わせることができます。和を使用して、両方のジオメトリのセットを一緒に保持し、必要に応じて分けます。
等価演算は、ソース トポロジの和演算、オーバーレイ トポロジの交差に似ています。等価演算を使用して、ノード、リンク、またはポリゴンをポリゴンと組み合わせ、すべての入力ジオメトリを保持します。等価演算は、リンクを 1 つ持つトポロジを 1 つ作成します。リンクは、オーバーレイ トポロジによって交差されます。
等価演算を「過去 100 年間に洪水被害にあった地域(ポリゴン)にあるのは、どの区画(ポリゴン)か?」という質問に関して使用した場合、洪水ゾーン内のすべての所有地がそのまま表示されます。
削除演算では、オーバーレイ ポリゴン トポロジをマスクのように使用し、オーバーレイ トポロジで覆われているソース ポリゴン トポロジ内のすべてを削除します。
クリップ演算は、オーバーレイ ポリゴン トポロジを境界として使用します。オーバーレイ ポリゴンの外部にあるソース ポリゴンの部分が切り取られて破棄されます。このオプションを使用して、市や州の境界などの境界ポリゴン内のポリゴンを表示できます。
貼り付け演算では、ソース ポリゴンの上にオーバーレイ ポリゴン トポロジを貼り付けます。オーバーレイで覆われていないソース ポリゴンは残ります。[貼り付け]オプションは、ポリゴンでのみ使用できます。
選択したオブジェクト データおよび外部データベースのデータをソースからコピーして、結果トポロジ内の新しいオブジェクト データ テーブルにトポロジをオーバーレイすることができます。結果トポロジにデータを格納する新しいオブジェクト データ テーブルの名前を指定します。オブジェクト データ テーブル名は新しい名前でなければなりません。結果トポロジ内のデータ フィールドは次のようになります。
TOPONAME_FIELD
選択したフィールドのほかに、オーバーレイ解析では、結果トポロジ内にオブジェクト データ フィールドが作成されます。
フィールド名 | データ |
---|---|
TOPOID | ポリゴン識別番号 |
TOPONAME1_ID | ソース トポロジ内のオブジェクト ID (TOPONAME1 はソースの名前) |
TOPONAME2_ID | オーバーレイ トポロジ内のオブジェクト ID (TOPONAME2 はオーバーレイの名前) |
TOPONAME1_PERCENTAREA | ソース トポロジ内の親ポリゴンの割合領域 |
TOPONAME2_PERCENTAREA | オーバーレイ トポロジ内の親ポリゴンの割合領域 |