ネットワーク トポロジ内のリンクに対し許容する移動方向を指定できます。AutoCAD Map 3D では、ネットワーク トポロジをトレースしてパス トレース、最適ルート解析、およびフラッド トレースを行うときに、この方向を使用します。
リンクの方向を指定するには
- リンクを含むネットワーク トポロジがロードされていることを確認します。リンク方向を指定できるのはネットワーク トポロジのみです。
- マップで、方向を指定するリンクをダブルクリックします。
複数のトポロジに同じリンクが含まれている場合は、トポロジを 1 つ選択します。その後他のトポロジを更新します。
- [プロパティ]パレットの[Topo]プロパティで、[向き]プロパティの設定を選択します。
- [双方向]: 両方向に移動できます。
- [進む]: 移動は、リンクが作成された方向でのみ可能です。
- [戻る]: 移動は、リンクが作成された方向と反対の方向でのみ可能です。
新しい方向設定がリンクに割り当てられます。
注: 方向の値をオブジェクト データ テーブルまたは外部データベース テーブルに格納することもできます。最短ルート トレース、最適ルート解析、またはフラッド トレースを実行するときに、このデータの位置を指定できます。このデータを保存するときは、双方向の場合、0、前進の場合は、1、逆の場合は、-1 を使用します。