主題のデータのソースを指定し、範囲に分割します。
をクリックします。[データ式を選択]ダイアログ ボックスで、[プロパティ]、[リンク テンプレート]、[ブロック]、または[オブジェクト データ]のリストからデータ ソースを選択します。
主題表示から除外するデータ値を選択します。これらの値は、データには存在しても、主題図で使用するには適さない場合があります。たとえば、Null または空のデータ値がそれにあたります。
他のデータ値に関連するデータ値を標準化する場合に、値または式を入力します。をクリックすると、[データ式を選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
定義した式に基づいて、データ ソースからデータを読み込みます。
データ値を分類する方法を選択します。
[最適]: データの自然な区切りを判断し、これを基にデータ値をグループ化します。計算を反復するので、この方法は数値直線上の値の位置に基づいてグループ内の値の最適な集まりを見つけだすものです。この方法はデータが複雑で非一様な分布の場合に、グループ化の精度のほうが計算時間よりも重要なときに最も役立ちます。これが、既定の方法です。
[分位]: 各範囲に等しい数の値が含まれるようにデータを分割します。同数とも呼ばれるこの方法は、データ値がリニアとなる最も適切な方法です(等分散)。
[同一間隔]: データを特定の個数のグループに分けます。最小値から最大値へと並べます。また、同一ステップとも呼ばれるこの方法には、データを一般化しすぎ、1 つの範囲に値を多く入れすぎたり、少なく入れすぎたりするという欠点があります。
[標準偏差]: データ値が算術平均からどれくらい隔たっているかを計算する方法です。データが正規分布(釣り鐘曲線)に近いときに最も効果的です。これは、地理データではまれですが、人口統計データを考察するときには一般的です。この曲線の基本設定のため、標準偏差は偶数個のグループとともに使用すると最も効果的です。標準偏差は、特定の値が平均値からどれくらい隔たっているかを強調する場合によく使用されます。
作成する範囲の数を選択します。
数値の精度を指定します。このオプションでは、指定した小数点まで端数を切り上げるか切り捨てます。丸めの結果が反映されるのは、範囲値の計算および結果の範囲分割だけです。この操作は、データ ソースに格納されている実際のデータ値には影響しません。詳細は、この後の「精度に関する注意」を参照してください。
人口データなどの値に区切り文字を追加して、その値を 3 桁ごとに区切ります。
入力したパラメータに一致した範囲にデータを分割します。
この領域には、入力したパラメータに一致した範囲に分割されたデータが表示されます。
数値データを主題図の一部として AutoCAD Map 3D で読み込むと、8 バイトの浮動小数点数として格納されます。これらの数値は、小数の精度や整数の切り上げを選択することにより、書式を細かく設定することができます。
たとえば、データベースやオブジェクト データ フィールドに 12.34 という値で入力された数値があるとします。この数値は指定した書式によって、さまざまな方法で表示されます。書式に小数点を含めると、小数点の右に指定した桁数の小数が表示されます。書式に小数点を含めなければ、切り上げられます。これについて、以下の表で分かりやすく説明します。
形式 | 説明 | 出力 |
---|---|---|
.01 | 小数点以下二桁にする | 12.34 |
.1 | 小数点以下一桁にする | 12.4 |
1 | 整数にする | 13 |
10 | 十の位までの概数にする | 20 |
100 | 百の位までの概数にする | 100 |