この機能を使用すると、エッジがクリーンアップされたマップをソース図面にセーブ バックしたり、境界が重複しないようにマップを印刷できるようになります。この機能は、選択したオブジェクト セットやポリラインの境界に対して実行される AutoCAD の BREAK[部分削除]コマンドと同じ働きをします。
[境界で分割]コマンドを使用して、1 つのマップをタイル状の 3 つのセクションに分割します。
文字「Thonon-les-Bains」は、中央揃えされていて、挿入点があるため、中央のマップにそのまま残っています。
[境界で分割]オプション
- 切り取りエッジをまたぐ始点と終点を使用してベクトルとエッジ オブジェクトを分割します。
- エッジを形成しない単一挿入点を含むブロック、文字、ハッチング パターンなどのオブジェクトは分割されません。挿入点によって、オブジェクトが含まれるマップが特定されます。
境界エッジを指定する
オブジェクトの分割時には、境界を描くか、閉じた境界を形成する 1 つまたは複数の既存のオブジェクトを選択するか、アクティブなソース図面のセーブ バック範囲を境界として使用することができます。 セーブ バック範囲を使用すると、すべてのアクティブなソース図面を合わせた範囲が境界となります。
境界のエッジは、直線で囲まれた形状を形成する必要がありません。緯度線と経度線を使用して分割した場合、エッジは台形を形成します。
オブジェクト データを保持する
アタッチされた既存のオブジェクト データおよび、外部データベース レコードへのリンクを、分割によって作成されたオブジェクトで保持するよう選択することもできます。
オブジェクトが分割されたら、データをソース図面にセーブ バックできます。