MAPMPEDIT ([マップ ポリゴン編集]コマンド)

ポリゴン オブジェクトを修正します。

ポリゴンの境界の追加、削除、移動、ノードの編集、境界のオブジェクトへの変換、境界タイプの変更、塗り潰し色またはパターンの変更、ポリゴンの再調整ができます。

次のコマンド ライン プロンプトに従って操作します。

「ポリゴンで選択:」

オブジェクトを選択します。

「オプションを入力[追加(A)/削除(D)/移動(M)/編集(E)/接続解除(C)/境界の種類(B)/塗り潰し(F)/再調整(R)/終了(X)]:」

次のように、該当するオプションの文字を入力します。

[追加]:

ポリゴンに境界を追加するには、a と入力します。次のコマンド ライン プロンプトに従って操作します。

「新しい境界を選択:」

オブジェクトを新しい境界として選択します。オブジェクトとして指定できるのはポリゴン、長方形、円、または別の MPolygon です。

新しい境界がポリゴンに追加されます。

[削除]

ポリゴンから境界を削除するには、d と入力します。次のコマンド ライン プロンプトに従って操作します。

「境界を選択:」

現在のポリゴンから削除する境界を選択します。複雑なポリゴンの場合、追加の境界を選択できます。終了したら、[Enter]を押します。

選択された境界がポリゴンから削除されます。ポリゴンを再調整するには、r と入力します。

[移動(M)]

境界を移動するには、m と入力します。次のコマンド ライン プロンプトに従って操作します。

「境界を選択:」

移動する境界を選択します。複雑なポリゴンの場合、追加の境界を選択できます。境界の選択が終了したら、[Enter]を押します。

「基点または移動距離を指定:」

移動の始点を選択します。

「移動距離の 2 番目の点を指定 または <最初の点を移動距離して使用>:」

移動の終点を選択します。

選択した境界は、基点と 2 番目の点の間の距離と方向に基づいて移動されます。

[編集]:

境界を編集するには、e と入力します。次のコマンド ライン プロンプトに従って操作します。

「境界を選択:」

編集する境界を選択します。

「ノード編集オプションを入力[次へ(N)/前へ(P)/除去(R)/挿入(I)/移動(M)/終了(X)]:」

次のように、該当するオプションの文字を入力します。

  • 次のノードに移動するには、n と入力します。
  • 前のノードに移動するには、p と入力します。
  • 現在のノードを除去するには、r と入力します。現在のポリゴンで新しい線が別の境界と交差する場合、ノードを除去できません。
  • 現在のノードの前にノードを挿入するには、i と入力します。現在のポリゴンで新しい線が別の境界と交差する場合、ノードを除去できません。
  • 現在のノードを移動するには、m と入力します。現在のポリゴン内で境界が別の境界と交差する場合、ノードを移動できません。
  • ノードの編集モードを終了するには、x と入力します。

[接続解除(C)]

境界をポリゴンから接続解除し、境界オブジェクトは保持する場合、c と入力します。次のコマンド ライン プロンプトに従って操作します。

「境界を選択:」

接続解除する境界を選択します。

境界がポリゴンから削除されますが、ポリラインまたは円のオブジェクトとして図面内に残ります。

ネストされた境界を持つ境界を接続解除する場合、ネストされた境界もすべて接続解除されます。

[境界の種類(B)]

特定の境界の種類を変更するには、b と入力します。次のコマンド ライン プロンプトに従って操作します。

「境界を選択:」

タイプを変更する境界を選択します。

境界の種類を入力[外側(O)/内側(I)/注釈(A)] <外側のみ>:

選択した境界を外側の境界にするには、o と入します。内側の境界にするには、i と入力します。あるいは、注釈の境界にするには、a と入力します。

注釈の境界は内側の境界と同じ特徴を持っていますが、面積の計算には影響しません。

塗り潰し

ポリゴンの塗りつぶしを変更するには、f と入力します。[ポリゴンの塗り潰しプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで、ハッチング パターンまたはグラデーション塗り潰しを選択できます。

[再調整(R)]

ポリゴンを再調整するには、r と入力します。ポリゴンを再調整すると、ネストされた順に交互に外側、内側、外側となっていきます。

[元に戻す]

直前の操作を元に戻すには、u と入力します。

[終了(X)]:

mapmpedit コマンドを終了するには、x と入力します。