AutoCAD Map 3D のデータ ソース フォルダには、AutoCAD Map 3D で使用するデータ ソースごとに UDL ファイルが必要です。データ ソース フォルダに UDL ファイルがあれば、そのデータ ソースはどの図面にでもアタッチできます。
ほとんどのデータ ソースで、データベースをアタッチすると、AutoCAD Map 3D は UDL ファイルを自動的に作成します。ただし、データベースの種類によっては、UDL ファイルを手動で作成する必要があります。
UDL ファイルを編集または作成する場合は、Microsoft Windows の[データリンク プロパティ]ダイアログ ボックスを使用します。このダイアログ ボックスを使用する方法については、Microsoft Windows のマニュアルを参照してください。
AutoCAD Map 3D で外部データ ファイルを読み込む際には、データを標準形式に変換するドライバが使用されます。AutoCAD Map 3D で初めてデータ ソースを使用する際には、AutoCAD Map 3D はデータ ソースの適切なドライバを決定します。この情報は UDL ファイルに格納されます。
AutoCAD Map 3D は次のドライバをサポートしています。
これらのドライバは AutoCAD Map 3D と共にインストールされます。
ODBC プロバイダはさまざな種類のデータベースで使用できるため、データベースの種類ごとに固有の情報が必要になります。この情報はデータベースの種類に関する情報が登録されている DSN(データ ソース名)から取得されます。各種類のデータベースに必要な DSN は 1 つだけです。
次の ODBC 互換のデータベースでは、 データベースをアタッチすると AutoCAD Map 3D は DSN を作成します。
既定では、AutoCAD Map 3D では DSN が不要な Jet プロバイダを使用して Microsoft Access に接続するように設定されています。ODBC ドライバを使用して Microsoft Access に接続する場合は、DSN を作成する必要があります。
DSN を作成する方法については、Microsoft Windows のマニュアルを参照してください。
UDL ファイルが作成済みでないデータ ソースをアタッチすると、AutoCAD Map 3D は UDL ファイルを作成し、Windows のデータ ソースの環境設定を判定します。
変数 Expert が 3 以上に設定されていると、AutoCAD Map 3D では設定内容の確認や修正を行えるように、データ ソースの環境設定ダイアログ ボックスが表示されます。