Autodesk Infrastructure Map Server にパブリッシュするときは、パブリッシュされた画層の数や失敗した数など、パブリッシュ操作の結果を確認することができます。
Infrastructure Map Server のパブリッシュ エラーを解決するには
- [[Infrastructure Map Server へパブリッシュ]の結果]ダイアログ ボックスで、[ログを表示]をクリックします。
- 失敗した画層とその理由をログ ファイルで確認します。
- 次の方法でパブリッシュのエラーを解決します。
- 結合されたデータによるエラーの場合、パブリッシュ前に結合されたデータを画層からデタッチしてそのデータを除外してから、画層をパブリッシュできます。結合されたデータを含める必要がある場合は、データを結合したまま画層を SDF 形式で保存し(これにより、結合がフラットなテーブルに変換されます)、画層をマップから削除し(非表示にするだけでは不十分です)、マップをパブリッシュします。次に、結合したデータ画層を含む SDF を Map Server をホストするサーバにコピーします。これにより、サーバにデータの静的なコピーが配置されます(フィーチャは元のデータベースやデータを指さなくなります)。SDF 画層を追加し直すには、サーバ上のマップを再作成する必要があります。SDF に画層を保存する方法の詳細は、「表示マネージャ画層を保存または書き出すには」を参照してください。
- 割り付けられた座標形がない画層によるエラーの場合、[データ接続]ダイアログ ボックスを表示し、座標形のない画層のあるデータ ソースを選択し、[座標形を編集]をクリックします。[編集]をクリックし、座標形を選択します。2 つのダイアログ ボックスで[OK]をクリックし、変更を適用します。
- ODBC DSN エラーの場合、マップ内のフィーチャ ソースがローカル コンピュータで ODBC DSN(データ ソース名)を使用するのであれば、サーバのコンピュータ上に DSN が存在し、その名前はローカル コンピュータ上の DSN と同じ名前である必要があります。
- プロバイダ コンポーネントがサーバで見つからないために発生するエラーの場合、ソフトウェアやコンポーネント(Oracle データベース、ArcSDE データ ソース、SQL サーバ、セットアップされたサードパーティのデータベース プロバイダなど)を必要とするプロバイダからマップの画層をパブリッシュするのであれば、Map Server をホストするサーバ上にそのソフトウェアをインストールして適切に設定する必要があります。たとえば Oracle データベースから画層をパブリッシュする場合、Oracle クライアントをサーバにインストールする必要があります。
- ソースのデータ タイプを判断できない、または設定ファイルを読み取れないためのエラーの場合、通常は、サードパーティの FDO プロバイダからのデータを使用したために発生します。Autodesk 技術サポート、またはお使いの FDO プロバイダのサポート担当にお問い合わせください。
- サーバ上の既存ファイルによるエラーの場合、パブリッシュ操作で新しいファイルと同じ名前の既存のファイルが検出されたらパブリッシュ操作を停止するように指定し、実際にそのようなファイルが存在するのであれば、サーバから既存のファイルを削除するか、パブリッシュ オプションを変更して既存のファイルを上書きすることができます。
- 無効な文字によるエラーの場合、該当するファイルまたはフォルダの名前を変更して無効な文字が含まれないようにします。
- 再パブリッシュします。