AutoCAD Map 3D では、図面をある座標系から別の座標系に、ハードコーディングされたグリッドベースの変換ライブラリを使用して自動的に変換します。[測地変換の定義]ダイアログ ボックス([座標系ライブラリ]から表示)または[測地変換を作成]ウィザードを使用して、グリッド ファイルまたは指定したパラメーを基に独自の変換を定義します。
- コード
- この測地変換のコードを入力します。このコードは、測地変換の一覧で使用されます。
- 説 明
- 変換の特徴を覚えておくための説明を入力します。
- データム
- 選択した測地変換のソースと対象データムを表示します。
- データ変換方法
- 解析公式または補間のどちらを使用するかを指定します。
- 地心変換
- 次の内容を入力します。
- デルタX (メートル): -5,000 ~ +5,000
- デルタY (メートル): -5,000 ~ +5,000
- デルタZ (メートル): -5,000 ~ +5,000
- 円弧の軸の回転
- 次の内容を入力します。
- X軸(秒): -100 ~ +100
- Y軸(秒): -100 ~ +100
- Z軸(秒): -100 ~ +100
- 軸変換
- 次の内容を入力します。
- X軸(メートル): -100,000 ~ +100,000
- Y軸(メートル): -100,000 ~ +100,000
- Z軸(メートル): -100,000 ~ +100,000
- [尺度]
- 次の内容を入力します。
- グリッド ファイル形式
- 次の中から選択します。
- カナダ NTv1
- カナダ NTv2
- US NADCON las/los ペア
- フランス RGF93 テキスト ファイル
- 日本 Par ファイル
- ATS77 変換
形式を選択すると、その形式に適したグリッド ファイルが表示されます。目的のファイルを選択して + をクリックします。
- 逆変換
- このオプションを選択すると、指定したグリッド ファイルを使用して、2 番目に指定した座標から最初の座標系に戻す公式が自動的に生成されます。
- 予備変換
- このオプションは、作成した方法が動作しない場合(グリッド ファイルが変換時に見つからない場合など)に選択します。既存の解析的測地変換を座標系ライブラリでクリックします。
- 重回帰変換
- 選択した測地変換で重回帰変換が使用されていることを示します。したがって、コピーや編集はできません。