スキーマ エディタで拘束を追加するには

スキーマを作成する場合、特定プロパティに有効な値を限定することができます。

拘束されたプロパティを作成するには

  1. スキーマ エディタで[スキーマ]ツリーを展開し、拘束するプロパティを選択します。
  2. 次の手順のいずれかを実行します。
    • プロパティの範囲を指定するには、[拘束タイプ]を[範囲]に設定し、範囲値を指定します。

      [拘束タイプ]フィールドで、下矢印をクリックし、[範囲]をクリックします。 範囲に最小値と最大値を入力し、それぞれについて、範囲に包含するか、範囲から除外するかを指定します。たとえば、範囲が 1 から 10 の場合、1 と 10 を包含するか除外するかを指定します。

    • 使用可能な値のリストを指定するには、[拘束タイプ]を[リスト]に設定し、リスト値を指定します。

      [拘束タイプ]フィールドで、下矢印をクリックし、[リスト]をクリックします。[値リスト]をクリックし、をクリックします。リストを入力し、各項目の後で[Enter]を押します。

      このプロパティのデータ タイプが String の場合、リストに値を入力する前に文字列の最大値を指定します。

      このプロパティのデータ タイプが Decimal の場合、リストに値を入力する前に、精度と位取りを定義します。定義された精度または位取りを超える値をリストに入力すると、値は丸められます。

      プロパティのデータ タイプが DateTime の場合、リスト エディタは特定の日付を選択できるカレンダーを表示します。最初の日付を選択すると、リストは新しいエントリを作成し、次の日付が選択できるようになります。

      [OK]をクリックすると、AutoCAD Map 3D はリストの値をチェックします。値が無効な場合、たとえば、データ タイプが一致しない、または定義された文字列の長さを超える場合は、エラー メッセージが表示されます。

    • プロパティに空の値を設定できないようにするには、[Null 設定可]を[偽]に設定します。

      [Null 設定可]フィールドで、下矢印をクリックし、[真]または[偽]をクリックします。[Null 設定可]を[偽]に設定すると、[既定値]を入力して、新しいフィーチャがこのプロパティのエントリを必ず含めるようにすることができます。

  3. 「一意性」拘束を指定するには、左側のツリーで適切なフィーチャ クラスを選択します。

    単一プロパティの一意性拘束を指定することも、複合プロパティの一意性拘束を指定することもできます。単一プロパティの一意性拘束によって、フィーチャ クラス内での、そのプロパティの値の一意性を保証することができます。複合プロパティの一意性拘束(「対拘束と呼ばれる場合もあります」)は、複数のプロパティを指定し、それらの値が結合されて一意となります。たとえば、Street_Number、Street_Name、City fields を結合して拘束し、建物の住所を一意に識別することができます。

    • [拘束(および順序)の指定]で[新規]をクリックします。
    • 一意の値が必要なプロパティのボックスを選択します。

      一意であることを指定されたプロパティは、ダイアログ ボックスの下部に表示されます。

    • 必要に応じて、上矢印と下矢印を使用し、リストのプロパティの順序を変更します。
  4. [適用]をクリック します。