AutoCAD Map 3D がサポートする拘束のタイプは、次のとおりです。
拘束のタイプ | 説明 | データ テーブルの動作 |
---|---|---|
範囲: | 有効な値は指定された範囲内である必要があります。最小値および最大値を包含または除外することができます。たとえば、1 から 10 の間であるよう指定し、さらに 1 と 10 の両方を有効にすることができます。 | 指定された範囲外の値はエラーになり、別の値を入力する必要があります。 |
一覧 | プロパティに有効なリスト エントリを指定します。 | 下矢印をクリックしてリストを表示し、さらにプロパティの値として項目の 1 つを選択します。 |
Null でない | プロパティ値を空にすることはできません。 | データ テーブルを閉じるときにプロパティ値を空のままにすると、エラー メッセージが表示され、値の入力を求められます。 |
一意 | プロパティの値は、フィーチャ クラス内で一意である必要があります。プロパティを自動生成フィールドとして定義するか、またはキー フィールドとしてデータ ストアに定義すると、この拘束が使用されます。 | フィーチャ クラス内の他のフィーチャによって使用されている値を入力すると、エラー メッセージが表示され、変更を求められます。フィーチャにチェック インするまで、エラー メッセージは表示されません。 テーブルに、2 つの組み合わせで一意となることが必要な列(たとえば、「姓」の列と「名」の列)がある場合、対の一意性の拘束に含まれるそれぞれの列にメッセージが表示されます。 |
データ テーブルでプロパティを編集する 場合、拘束で許可された値のみを入力できます。·たとえば道路フィーチャでは、Number_Of_Lanes プロパティの値を 1 から 8 の範囲内に指定することができます。9 車線を入力すると、エラー メッセージが返ってきます。
エラー メッセージは、無効な値を入力するとすぐに表示されます。フィーチャをチェック インすると、編集内容はデータ ストアに照らして再び検証され、データ プロバイダの機能によってはさらにエラーが通知されることがあります。
データプロバイダによってはすべての拘束をサポートしていない場合があります。次のテーブルは、各プロバイダがサポートする拘束を示します。
プロバイダ | 範囲 | 一覧 | Null でない | 一意 |
---|---|---|---|---|
Oracle | ○ | ○ | ○ | ○ |
PostgreSQL/PostGIS | ○ | ○ | ○ | ○ |
SQL Server | ○ | ○ | ○ | ○ |
SQL Server Spatial | ○ | ○ | ○ | ○ |
SQLite | ○ | ○ | ○ | ○ |
MySQL | No | No | ○ | ○ |
SDF | ○ | ○ | ○ | No |
ArcSDE | No | No | ○ | ○ |
SHP | No | No | ○ | No |
スキーマ エディタはプロバイダの機能をチェックし、そのプロバイダのサポートする拘束のみを許可します。