空間データ編成情報エディタ(FGDC メタデータ)

注: フィールドをクリックすると、各フィールドの情報がダイアログ ボックスの下に表示されます。

空間データ編成情報エディタには、メタデータ エディタからアクセスします。データ セット内の空間情報を表すために使用する方法、および直接または間接空間参照を含むデータの編成方法について説明します。空間データ編成情報エディタのフィールドには、データ セット内のオブジェクト数とタイプ、データの説明に使用する用語セット、データの性質に関するその他の情報などのメタデータを入力できます。

レコード ナビゲータを使用するには

複合メタデータ要素を編集するには

[表示マネージャ]で画層を選択します。[ツール][メタデータを表示]の順にクリックします。

[空間データ編成]

データに対して使用する方法について説明します。間接データは空間データの場所を説明し、直接データはリソースのデータを視覚的に表す方法を説明します。

[間接空間参照]

Geographic Names Index System (GNIS)の地名、Public Land Survey System (PLSS)の位置、Federal Information Processing System (FIPS)の位置コードなどの正式な手法であるのか、または国名や番地などの正式ではない手法であるのかなど、地理上の位置を認識するために使用する方法を示します。これらの参照には座標は含まれません。

[直接空間参照の方法]

オブジェクトを表すために使用する直接方法を選択します。

  • [点]
  • [ベクトル]
  • ラスター
[点およびベクトル オブジェクト情報]

データ セットで使用されたベクトルのタイプまたはグリッドのない点オブジェクト、およびその数を指定します。直接的な空間参照手法が[点]または[ベクトル]の場合は、[SDTS 形式]を使用するのか、[VPF 形式]を使用するのかを選択します。

[点]または[ベクトル]のいずれかを選択すると、次のフィールドが表示されます。

  • [SDTS 形式]
  • [VPF 形式]
  • [VPF トポロジ レベル]
  • [点およびベクトル オブジェクトのタイプ]
  • [点およびベクトル オブジェクトのカウント]
[SDTS 形式/VPF 形式]

フィールド名は、選択した用語により異なります。

[SDTS 形式の説明]

1992年に商務省から発表された Spatial Data Transfer Standard (SDTS) (連邦情報処理標準 173)のパート 1 第 2 章「Spatial Data Concepts」(ワシントン、商務省米国標準技術局)の用語と概念を使用する該当する点情報またはベクトル情報を選択します。SDTS への参照は、点オブジェクトまたはベクトル オブジェクトを説明するために使用される手法の名前にのみ使用されます。 この手法はダイアログ ボックスの既定として選択されています。

注: オプションのいずれかを選択したが、後で別のオプションを選択することにした場合、空間データ編成情報エディタを閉じて、再度開き、フィールドをリセットします。

[SDTS 形式]を選択する場合は、次のフィールドを入力します。

[SDTS point and vector object type]

データ セットの 0 次元、1 次元、2 次元の場所を識別するために使用する点オブジェクトまたはベクトル オブジェクトのタイプを選択します。

[点およびベクトル オブジェクトのカウント]

データ セット内の点オブジェクトまたはベクトル オブジェクトの数を指定します。

[VPF 形式の説明]

[VPF 形式]を選択する場合は、次のフィールドを必要な回数入力します。新しいフィールドを追加するには、レコード ナビゲータを使用します。

[VPF トポロジ レベル]

データ セット内のトポロジがどの程度完全かを示します。このフィールドは、[VPF 形式]を選択した場合に使用可能になります。このレベルは、1992 年米国国防総省が発行した「Vector Product Format」(MIL-STD-600006)(フィラデルフィア、国防総省 Defense Printing Service Detachment Office)という出版物に定義されています。VPF への参照は、点オブジェクトおよびベクトル オブジェクトを説明するために使用する手法の名前にのみ使用されます。

[VPF 点およびベクトル オブジェクトのタイプ]

次のいずれか 1 つを選択します。

  • [ノード]
  • [エッジ]
  • [面]
  • [文字]

1992 年に国防総省が発行した「Vector Product Format (MIL-STD-600006)」(フィラデルフィア、国防総省 Defense Printing Service Detachment Office)に定義されている用語と概念を使用する点情報またはベクトル情報です。

[VPF 点およびベクトル オブジェクトのカウント]

データ セット内の点オブジェクトまたはベクトル オブジェクトの数を指定します。

[ラスター オブジェクト情報]

直接的な空間参照手法として[ラスター]を選択すると、次のフィールドが表示されます。

  • [ラスター オブジェクトのタイプ]
  • [行カウント]
  • [列カウント]
  • [垂直カウント]

データ セットのラスター オブジェクトのタイプと、平面で長方形のオブジェクトにある行と列の数、または 3 次元長方形のラスター オブジェクトの Z 軸(垂直方向)に沿ったオブジェクトの数を表します。

[ラスター オブジェクトのタイプ]

データ セットの 0 次元、1 次元、2 次元の場所を識別するために使用するラスター オブジェクトのタイプを選択します。

[点][ピクセル]、または[グリッド セル]を選択した場合は、次のフィールドを完了します。

[行カウント]

ラスターの Y 軸に沿った行のオブジェクト数を入力します。

[列カウント]

ラスターの X 軸に沿った行のオブジェクト数を入力します。

[点][ピクセル]、または[グリッド セル]を選択し、データが 3 次元の場合は、[垂直カウント]フィールドを完了します。

[垂直カウント]

垂直の Z 軸に沿ったオブジェクト数を入力します。

FGDC フィールド ID フィールド タイトル 短い名前 [データ タイプ]:
3.1 Indirect spatial reference indspref String
3.2 Direct spatial reference method direct メニューから選択
3.3 Point and vector object information ptvctinf 複合
3.3.1.1 SDTS point and vector object type sdtstype メニューから選択
3.3.1.2 Point and vector object count ptvctcnt 整数
3.3.2 VPF 形式の説明 vpfterm 複合
3.3.2.1 VPF topology level vpflevel 整数
3.3.2.2 VPF point and vector object information vpfinfo 複合
3.3.2.2.1 VPF 点およびベクトル オブジェクトのタイプ vpftype 整数
3.4 Raster object information rastinfo 複合
3.4.1 Raster object type rasttype String
3.4.2 Row count rowcount 整数
3.4.3 Column count colcount 整数
3.4.4 Vertical count vrtcount 整数