プロパティ ベースのクエリーについて

1 つのクエリーで複数のオブジェクト プロパティを指定できますが、一度に 1 つずつ条件を定義する必要があります。

オブジェクト プロパティと画層プロパティ

や線種など、プロパティによっては BYLAYER で指定されることがよくあります。つまり、属性がオブジェクト自体ではなく画層の値に基づいて設定されます。このようなオブジェクトは、たとえばプロパティのクエリーで特定の色を指定しても検索できません。画層の色で色付けされたオブジェクトを取り出すには、プロパティのクエリーで BYLAYER を指定する必要があります。

たとえば、DASHED という線種でオブジェクトをクエリーしても、取り出されるのは、明示的に DASHED プロパティが指定されたオブジェクトだけです。DASHED という線種の画層にあるという理由で DASHED プロパティを持つオブジェクトは取り出されません。

現在の図面に一致する画層がないときには、クエリーによって取り出されたオブジェクトがアタッチされた図面の画層の特性で表示されます。アクティブな図面に一致する画層があるときには、クエリーによって取り出されたオブジェクトが現在の図面の画層の特性で表示されます。

数値範囲プロパティ クエリーを定義する

数値範囲のプロパティ条件を定義するには、数値の範囲の上限と下限を定義する条件ステートメントを組み合わせて定義します。たとえば、21.0~47.0 の高度のオブジェクトを取り出すには、次の条件ステートメントを使用します。

Property: ELEVATION > 21

AND Property: ELEVATION < 47

備考