たとえば、街路ネットワークの図面では、消防署と学校の間の最短ルートを探すことができます。
抵抗に基づく最短ルート トレース(セグメントを横断するのに要する時間)
ネットワーク内の任意のリンクに対する抵抗を指定できます。この抵抗により、リンクの通過しにくさを指定します。既定の抵抗は、リンクの長さです。
パスの抵抗値合計が、[最小抵抗値]よりも少ない場合、パスは無視されます。同様に、パスの抵抗値合計が[最大抵抗値]より大きい場合も、パスは無視されます。
道路網について距離ではなく時間に基づいてネットワーク パス トレース解析を実行するには、オブジェクト データ フィールドや外部データベースにリンクされたフィールドを使用して、各リンクに速度や速度制限を指定する必要があります。その後、たとえば、[順方向抵抗にリンク]プロパティをこの速度制限データを使用する式に設定します。
(/ .length (* :speed@street_data 5280))
各リンクの長さを 1 フィートあたりの平均速度で割ります(5280 は、マイル単位で表したフィート数です)。
解析結果は、始点から 2 番目の点までの最短ルートを距離ではなく時間で示しています。