3ds Max 7 リリース後のドキュメントの更新点

3ds Max 7 の公式リリース後に行われた更新に関して、MAXScript オンライン リファレンスに次の変更が行われました。

新しいトピック:

新しいトピックとして、UI ページの切り替え用パネルの作成に使用される「TabStrip ActiveX コントロール」のプロパティ、メソッド、イベント、および使用法の説明を追加しました。

新しいトピックとして、「MAXScript および SDK を使用したプラグインの開発」での全体的な相違点についての説明を追加しました(SDK ドキュメントと共通)。

以前にはドキュメント化されていなかった機能:

不足ドキュメントとして、「スクリプト TrackViewUtility プラグイン」トピックに filterAnim イベント ハンドラの説明を追加しました。この機能は 3ds Max 5 から利用できます。

新しい 3ds Max 7 メソッドである「getCurrentException()」がドキュメント化されていましたが、「3ds Max 7 MAXScript 言語に関する改良点」やインデックス キーワード リストには含まれていませんでした。今回含められました。

ドキュメントの修正点

修正: 「インタフェース: trackviews」の setFilter() メソッドと clearFilter() メソッドの説明を修正しました。 setFilter() には、TrackviewName パラメータの記述がありませんでした。 clearFilters() では、使用可能なフラグ名のリストを参照するようになっています。

修正: 「3ds Max システム グローバル - U」において、単位構造のドキュメントを修正しました。システム単位設定コントロールの場所は、数バージョン前に変更されましたが、 units.CustomUnits の利用可能な値のリストが欠落していました。

修正: 「一般的な Meshop マッピング メソッド」において、 meshop.defaultMapFaces メソッドのドキュメントを修正しました。以前の定義では、3 番目の引数 として <Integer count> をリストしていましたが、このメソッドで必要になる引数は 2 つだけです。

更新: 「インタフェース: ParamCollectorOps」のドキュメントを更新し、いくつかの例を追加しました。

修正: 「Mesh Vertex Methods」トピックにおいて、 getVertSelection() メソッドの説明を修正しました。以前のドキュメントでは、モディファイヤが指定されていない場合、ベース オブジェクトから選択されると述べていました。実際には、スタックの最上位から選択されます。

書き換え: 「Iインタフェース: renderpresets」のドキュメントには間違った情報が含まれていたため、これを大幅に書き換えました。また、例と注記も追加しました。

コメント追加: 「RayMeshGridIntersect : ReferenceTarget」のインタフェース メソッドにコメントを加えました。

注記追加: tverts 配列のマッピング座標でメッシュを作成する場合の既知のバグと一時的な対応策に関する注記を、「Editable_Mesh: GeometryClass および TriMesh: Value」に追加しました。

スクリプト文字列を作図パラメータとして割り当てる場合に関する注記を「スクリプト コントローラ」に追加しました。

追加: 「How To Make It Faster?」トピックに、 matchPattern() findString() の実行速度に関する新しい段落を追加しました。 また、「文字列値」トピックに注記を追加しました。

修正: 「インタフェース: BitmapLayerManager」トピックにおいて、 loadLayer() メソッドの説明を修正し、を追加しました。

システム情報」トピックに、欠落していた sysInfo.DesktopSize、sysInfo.DesktopBPP 、および sysInfo.getMAXPriority() を追加しました。これらのグローバル変数および機能は、以前には「MAX システム グローバル - S」でのみドキュメント化されていました。

修正: hitTest()、getCursorPos() 、および mapPoint() などのいくつかの ActiveX ヘルパー関数の説明を修正しました。これらの関数は以前には wip 単位の値を受け付ける/返すと説明されていましたが、実際には、ピクセル単位で処理します。

修正: EditablePoly インタフェースの GetNumFaces() 関数にあった誤字を修正しました。

修正: 「Editable_Mesh: GeometryClass および TriMesh: Value」と「ノードの共通プロパティ、演算子、メソッド」の両方で、 collapseStack() のドキュメントを修正しました。以前の説明は 3ds Max 2 用に書かれたものであり、このときには、集約したスタックの結果は一般的に編集可能メッシュになっていました。実際には、編集可能パッチ、編集可能ポリゴン、編集可能スプラインなどの結果になることもあり、スタックの最上位で評価されるクラスによって異なります。「Editable_Mesh」でのコード例も修正する必要がありました。この例では、Editable_Mesh へのオブジェクトの変換に使用できるモディファイヤとして NormalModifier() を挙げていましたが、3ds Max 5 以降、スタックの最上位に基づく結果が PolyMeshObject クラスのものであった場合、Editable_Mesh ではなく、Editable_Poly に集約します。

注記を追加: ビューポート描画メソッドの gw.hTriStrip および gw.wTriStrip が現在壊れていることの注記を追加しました。

古い注記の削除:Edit_Normals: Modifier」から、レンダラーがサポートしていない編集した法線に関する古くなった注記を削除しました。

個々の書式

変更: ヘッダーのバックグラウンド カラーを濃い青色から緑がかった濃い青色に変更しました。検索ハイライトの Windows での既定色は、ヘッダ領域ではほとんど見えていませんでした。

修正: いくつかのトピックにおいて、濃い青色の区切り行上の黒色のテキストを修正しました。

修正: たとえば「Interface ParamCollectorOps」が「Interface ParamCollectorOps」となるように、新たに追加されたインタフェースのインデックス キーワードでのスペーシングを修正しました。

追加: 最近追加された多数のインタフェースに対して、逆方向のインデックス キーワードを追加しました。たとえば、「Interface ParamCollectorOps」に加え、「ParamCollectorOps Interface」というキーワードを使用しても同じトピックを検索できるようになりました。

継続: すでにメソッドおよびイベント ハンドラに行ったように、インタフェースおよび ActiveX コントロールの複数のプロパティを青色の背景上に配置することによって、現在進行中のリファレンス全体の再書式設定とカラー コーディングを引き続き行いました。

関連事項