ジオメトリ オブジェクトをフィーチャから作成する

空間クエリーの中で、既存のフィーチャを使用する場合があります。フィーチャのジオメトリを取り出し、クエリーを行うための適切な形式に変換する手順は次のとおりです。

• フィーチャを選択するクエリーを作成します。
• MgFeatureService::SelectFeatures() メソッドを使用し、MgFeatureService::SelectFeatures() メソッドを使用し、フィーチャが含まれるフィーチャ クラスのクエリーを実行します。
• MgFeatureReader::ReadNext() メソッドを使用し、MgFeatureReader::ReadNext() メソッドを使用し、クエリーからフィーチャを取得します。
• MgFeatureReader::GetGeometry() メソッドを使用し、MgFeatureReader::GetGeometry() メソッドを使用し、フィーチャからジオメトリ データを取得します。このデータは、AGF バイナリ形式になります。
• MgAgfReaderWriter::Read() メソッドを使用して、AGF データを MgGeometry オブジェクトに変換します。

たとえば、次のシーケンスを使用すると、Sheboygan サンプル データ内の District 1 の境界を表すオブジェクト MgGeometry が作成されます。

$districtQuery = new MgFeatureQueryOptions();
$districtQuery->SetFilter("Autogenerated_SDF_ID = 1");
 
$layer = $map->GetLayers()->GetItem('Districts');
$featureReader = $layer->SelectFeatures($districtQuery);
$featureReader->ReadNext();
$districtGeometryData = $featureReader->GetGeometry('Data');
$agfReaderWriter = new MgAgfReaderWriter();
$districtGeometry = $agfReaderWriter->Read($districtGeometryData);

オブジェクトMgGeometryを WKT 表現に変換するには、次の例のように、MgWktReaderWriter::Write() メソッドを使用します。

$wktReaderWriter = new MgWktReaderWriter();
$districtWkt = $wktReaderWriter->Write($districtGeometry);