空間フィルタ

空間フィルタを使用すると、ジオメトリ プロパティによる空間検索を行うことができます。たとえば、マップ上の特定の領域内にあるフィーチャや特定の領域内に含まれるすべてのフィーチャ、あるいはその領域と交差するすべてのフィーチャを選択することができます。

注:

ジオメトリの詳細は、「ジオメトリの表現」を参照してください。

空間フィルタを使用するには、2 通りの方法があります。

MgFeatureQueryOptions::SetSpatialFilter()メソッドでは、フィーチャ プロパティとジオメトリを比較演算した空間オペレーションを行うために MgGeometry オブジェクトが必要です。空間操作は、MgFeatureSpatialOperations クラスの中で定義を行います。

基本フィルタ内に空間プロパティを含めるには、WKT 形式を使用してジオメトリを定義します。基本フィルタ内の GEOMFROMTEXT() 関数を以下の空間操作とともに使用します。

注:

すべての空間操作をあらゆるフィーチャに使用できるわけではありません。データを提供する FDO プロバイダの機能によって異なります。この制約は各空間フィルタの他、基本フィルタで使用される空間プロパティに適用されます。