キャラクタのグルームを作成するときに、ソースのディスクリプションが変更されないように XGD デルタ ファイルに編集内容を保存することができます。元のバージョンを保持しながら、グルームにショットベースの変更を加え、ディスクリプションに編集内容を段階的に保存するには、ワークフローでデルタ ファイルを使用します。
デルタ ファイルを有効にすると、Maya はシーンの保存時にコレクションに対して行われたすべての変更を XGD ファイルに保存します。このデルタ ファイルには、最後にシーンを保存してから加えた編集内容のみが保存されます。ディスクリプションに関連付けられているすべての設定とデータは保存されません。編集されたディスクリプションをプレビューまたはレンダリングすると、Maya に元の XGen コレクションと XGD ファイルが読み込まれます。
XGD ファイルは、ディスクリプションのパッチ バインド、プリミティブ タイプ(Primitive Type)、プリミティブのコントロール方法を変更するためには使用できません。
コレクションはこのアイコン で示されます。
Maya がディスクリプションへの編集内容を含む XGD データ ファイルを作成します。XGD デルタ ファイルは、設定された Maya プロジェクトの scene フォルダに保存されます。それ以外の場合、XGEN コレクション ファイルと同じフォルダに保存されます。
編集を削除するには、XGD ファイルを削除するか、別のフォルダに移動します。