Softimage-Maya ブリッジ: トランスフォーム

次の表は、Softimage の変換に関するワークフローについて、Maya での相当するワークフローのリストを示しています。

Maya のオブジェクトやコンポーネントの変換方法については、次の Softimage Learning Channel ビデオをご覧ください。

Softimage の場合 Maya の場合

移動ツール: V

移動ツール: W

変換ツールは、インタフェース左側のツール ボックスにあります。それぞれのアイコンをダブルクリックしてツール設定(Tool Setting)を開くと、オプションを設定およびカスタマイズできます。

回転ツール: C

回転ツール: E

スケール ツール: X

スケール ツール: R

変換マニピュレータ

マニピュレータを変換します。

マニピュレータの軸をクリックせずに、[Shift]を押して中ボタンでクリックし、軸に沿ってオブジェクトをドラッグして、移動またはスケールします。

マニピュレータを非表示にするには、ビューパネルの表示 > マニピュレータ(Show > Manipulators)をオフにします。

オブジェクトのサイズを変更するには、[+]および[-]キーを押すか、プリファレンス(Preferences)ウィンドウ(ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Windows > Settings/Preferences > Preferences))で既定のサイズ(およびその他のマニピュレータ オプション)を設定し、マニピュレータ(Manipulators)を選択して、グローバル スケール(Global Scale)を設定します。

操作モードの変換

変換モードは変換ツールごとに設定します。変換ツール アイコンをダブルクリックしてそのツール設定(Tool Setting)を開き、軸方向(Axis Orientation)を選択します。

オブジェクト、ワールド、および親が、Softimage のローカル、グローバル、および親にそれぞれ相当します。

MCP の変換パネル

Keying Panel

チャネル ボックス(Channel Box) - サイドバー ボタン(Sidebar buttons) をクリックして開きます。

チャネル ボックスの変換値は、Softimage の Keying Panel のように、キー設定されるオブジェクトのローカル値を常に表します。

チャネルを選択して、ビューポイントを中ボタンを押してドラッグし、チャネルの値を変更します。

複数のチャンネルで同じ値を設定する場合は、ドラッグしてチャネルを選択し、値を入力して[Enter]キーを押します。

次の構文を使用した相対演算として、算術演算をテキスト ボックスに直接入力できます。+=n; -=n; *=n; /=n (たとえば、4 の値を追加するには、+=4 と入力します。)

アトリビュートをチャネル ボックス(Channel Box)に追加するには、チャネル ボックス(Channel Box)で編集 > チャネル ボックス(Edit > Channel Control)を選択します。これは、Softimage で Keyable Parameters Editor にパラメータを追加する場合と同じです。

正確な変換値を必要とする場合は、編集 > 設定 > 桁数の変更:(Edit > Settings > Change Precision)でレベルを変更できます。

値を調整する(数値ボックスで中ボタンでクリック)

数値を調整するには、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で[Ctrl]キーを押してクリックします。詳細については、「アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の概要」を参照してください。

グローバル変換

ステータス ラインの入力ボックス - 詳細については、「ステータス ラインの入力ボックス」を参照してください。

X、Y、Z フィールドに数値を入力し、現在選択されているトランスフォーム ツールに基づいて、グローバル変換値を移動、スケール、または回転を実行します。

スナップ増分

各変換ツールのツール設定(Tool Setting)にあるステップ スナップ(Step Snap)オプションです。オブジェクトを変換する場合に[J]を押して、設定した増分にオブジェクトをスナップさせます。

ターゲットにスナップする

移動(Move)ツールを有効にします。

  • グリッドにスナップ(Snap to Grid): [X]キーを押すか、ステータス ラインのこのアイコン をクリックし、中ボタンを押してドラッグします。
  • カーブ スナップ(Snap to Curves): [C]キーを押すか、このアイコン をクリックし、中ボタンを押してカーブまたはエッジをクリックします。移動(Move)ツールのツール設定(Tool Settings)でトランスフォーム コンストレイント(Transform Constraint)エッジ(Edge)に設定することもできます。
  • 頂点にスナップ(Snap to Vertex): [V]キーを押すか、このアイコン をクリックし、頂点またはオブジェト ピボットを中ボタンでクリックします。

詳細についてはビデオを参照: Maya クイック ヒント - スナップ

参照モードまたはプレーン モード

コンストラクション プレーン(作成 > コンストラクション プレーン(Create > Construction Plane))またはその他のオブジェクトを作成し、ステータス ラインで修正 > ライブにする(Modify > Make Live)を選択するか、このアイコン をクリックします。

移動(Move)ツールのツール設定(Tool Settings)にある軸方向(Axis Orientation)ライブ オブジェクト軸に沿って(Along Live Object Axis)に設定すると、他のオブジェクトがこの「ライブ サーフェス」オブジェクトにスナップされます。

子コンペンセイション

各変換ツールのツール設定(Tool Settings)にある子を保持(Preserve Children)オプション。

トランスフォームのフリーズ

修正 > トランスフォームのフリーズ(Modify > Freeze Transformations)

Maya のトランスフォームをフリーズしても、Softimage のようにオブジェクト ピボットは原点に移動しません。このためには、トランスフォームをリセットします。

詳細についてはビデオを参照: Softimage-Maya ブリッジ: 変換値のフリーズ、再設定、および保存

トランスフォームのリセット

修正 > トランスフォームのリセット(Modify > Reset Transformations)

変換の一致

変換するオブジェクトを選択し、[Shift]キーを押しながら一致させる変換を持つオブジェクトを選択して修正 > 変換と一致(Modify > Match Transformations)を選択することでサブメニューを開きます。ここでは、すべての変換を一致させるか、または移動、回転、またはスケールのみを一致させるかを選択できます。

他のタイプの一致を実施する方法についてはビデオ「Softimage-Maya ブリッジ: Maya でのピボットの編集および変換の一致」をご覧ください。

オブジェクト ピボット

オブジェクト ピボット

ピボットを編集(Edit Pivot)ツールを使用して、オブジェクトの中心からピボットをオフセットします。[Insert]キーを押すか、各変換ツールのツール設定(Tool Settings)でピボットを編集(Edit Pivot)を選択します。

[D]を押して「スープラ」モードでピボットを編集(Edit Pivot)ツールを使用することもできます。

中心モード

Maya には中心モードはありません。

永続的なピボット変更を作成するには、NULL オブジェクトを作成し(作成 > ロケータ(Create > Locator))、それがオブジェクトの親になるようにします。