ボリューム軸(Volume Axis)フィールドを使用すると、1 つのボリューム内でパーティクルや nParticle などのオブジェクトをさまざまな方向に移動させることができます。オブジェクト上で伝わるモーションは、そのボリュームの軸に相関します。
ボリューム軸(Volume Axis)フィールドを使用すると、障害物の周りを流れるパーティクル、太陽フレア、きのこ雲、爆発、竜巻、ロケットの排気ガス、といったエフェクトを作成できます。
たとえば、ボリュームの中心軸の周囲をパーティクルが移動するときのスピードを指定できます。これにより、円柱というボリューム シェイプを使用した場合、渦巻く気体というエフェクトを作成できます。
ボリューム軸(Volume Axis)フィールドは、フィールドという形で、ボリューム エミッタのボリューム スピードの大部分を制御します。ボリューム軸フィールドのアトリビュートは、ちょうどボリューム エミッタの対応するアトリビュートと同じように機能します。減衰(Attenuation)を反転することもできます(減衰の反転(Invert Attenuation)を参照)。
ボリューム エミッタ同様にボリューム フィールドも、矢印を描画して設定したスピード値を表します。これらの矢印はマニピュレータではありません。必要であれば、エミッタの場合と同じように、矢印表示をオフにできます。ボリューム軸カーブはを選択して作成できます。「ボリューム軸カーブを使用する」を参照してください。