シーンの中でファイルを参照するときに誤ってファイルが変更されないように、ロック(Lock)オプションを使用してファイル リファレンスをロックすることができます。オンに設定すると、ロック(Lock)オプションによって、ファイル リファレンスに関連付けられたすべてのアトリビュートおよびノードに対する編集を防ぐことができます。ロック(Lock)オプションは、アウトライナ(Outliner)のコンテキスト メニューのリファレンスの作成オプション(Create Reference Options)ウィンドウ、およびリファレンス エディタ(Reference Editor)からアクセスできます。
アウトライナ(Outliner)では 
アイコンによってリファレンスがロックされていることが示され、リファレンス エディタ(Reference Editor)では 
アイコンによってリファレンスがロックされていることが示されます。
ロック(Lock)オプションを使用する際には、次のことに注意してください。
- ロックされたアトリビュートのあるファイルを参照した場合、リファレンスを作成するときにロックをオンにしたかどうかにかかわらず、ロック状態が保持されます。
- ロックされたリファレンスにリファレンスの編集を割り当てることはできません。
- リファレンスのロードおよびロード解除はロック状態へは影響しません。
- MEL スクリプトを使用して、リファレンスのロック状態から除外するアトリビュートを指定することができます。除外するアトリビュートに関係なく、ロック(Lock) オプションはリファレンス ファイルのすべてのノードを常にロックします。
ファイル リファレンスをロックするを参照してください。
ロック設定をカスタマイズしてアトリビュートを除外する
リファレンスがロックされている場合、すべてのノードとアトリビュートは特定のアトリビュートとノード タイプを除いて既定でロックされています。MEL プロシージャを使用してリファレンスのロック(Lock)オプションを特定のアトリビュートを除外するようにカスタマイズすることができます。除外されると、これらのアトリビュートは編集できるようになります。
ロックされたリファレンスからアトリビュートを除外を参照してください。
Maya の MEL プロシージャの操作の詳細については、「MEL の概要」ガイドを参照してください。特定の制作環境でのロック設定のカスタマイズの詳細については、下記を参照してください。