キーのペースト(Paste Key)オプション

タイム レンジ(Time Range)

キーセットのアニメーション カーブのタイム レンジを指定します。

開始時間(Start Time)フィールドで指定された時間からアニメーションが開始されるように、アニメーション情報をオブジェクトにペーストします。

開始/終了(Start/End)

選択したオブジェクトにアニメーション情報を転写して、開始時間(Start Time)フィールドと終了時間(End Time)フィールドに入力して指定したタイム レンジ内に収まるようにアニメーション情報をスケールします。キー用のクリップ ボード内のアニメーション情報は、クリップボードの調整(Clipboard Adjustment)オプションの設定に応じてスケール(拡張または圧縮)されます。

たとえば、キー用のクリップボード内のアニメーション情報が 4 フレーム離れた 2 つのキーである場合、開始/終了のタイム レンジとして 8~18 を指定すると、ペーストされる 2 つのキーが 10 フレームの範囲内で拡張されます。

現在(Current)

選択したオブジェクトにアニメーション情報を転写して、アニメーション コントロール(Animation Controls)に表示されている現在のタイムからアニメーションを開始します。

クリップボード(Clipboard)

キー用クリップボード内のアニメーション情報のタイミングと持続期間が維持されるように、アニメーション情報をオブジェクトにペーストします。

開始時間(Start Time)

タイム レンジの開始時間を指定します(開始/終了(Start/End)がオンのときに設定できます)。

終了時間(End Time)

タイム レンジの終了時間を指定します(開始/終了(Start/End)がオンのときに設定できます)。

時間オフセット(Time Offset)

ペーストを行う前に、数値入力フィールドに入力された数値をタイム値に追加します。

値のオフセット(Value Offset)

ペーストを行う前に、数値入力フィールドに入力された数値をアトリビュート値に追加します。

コピー(Copies)

アニメーション情報を簡単に繰り返させるには、アニメーションのコピー回数をコピー(Copies)フィールドに入力します。

複数のコピーを連続して追加することができます。たとえば、灯台の回転するランプを表す反復的なアニメーションを作成する場合は、ランプの 1 回の回転にキーを設定し、このアニメーション情報をコピーした後、このアニメーション情報をランプに繰り返しペーストすることができます。

ヘルプ イメージ(Help Images)

ヘルプ イメージ(Help Images)をオンにすると、さまざまなペースト操作の設定の効果を表す図が表示されます。

クリップボードの調整(Clipboard Adjustment)

次のオプションから選択します。

保持(Preserve)

クリップボード内のアニメーション情報を、変更せずにカーブ上の新しい位置にペーストします。

スケール(Scale)

開始/終了(Start/End)オプションを選択すると、このオプションが選択可能な状態になります。クリップボード内のすべてのアニメーション情報が開始/終了で指定されたタイム レンジ(Time Range)に合うようにスケール(拡張または圧縮)されてペーストされます。

フィット(Fit)

開始/終了(Start/End)オプションを選択すると、このオプションが選択可能な状態になります。クリップボード内のアニメーション情報が保持されたまま(拡張または圧縮されずに)、開始/終了(Start/End)で指定されたタイム レンジに収まる量のアニメーション情報だけが新しい領域にペーストされます。

ペースト方法(Paste Method)

以下に、ペースト方法(Paste Method)オプションを挙げます。

挿入(Insert)

指定されたタイム レンジ内にある既存のキーの前にクリップボードの情報を挿入します。元のカーブ上で指定されたタイム レンジより後にある既存のキーは、ペーストされるキーのタイム レンジに応じてシフトされます。

置き換え(Replace)

開始/終了(Start/End)オプションまたはクリップボード(Clipboard)オプションを選択すると、このオプションが選択可能な状態になります。指定されたタイム レンジ内にある既存のキーがクリップボードのコンテンツによって上書きされます。

マージ(Merge)

クリップボードの情報がカーブ上の既存のキーに追加されます。クリップボード内のキーと既存のキーが同じタイムだった場合、既存のキーがクリップボード内のキーによって上書きされます。

置き換え領域(Replace Region)

ペースト方法(Paste Method)オプションを置き換え(Replace)に設定すると、次の 2 つのオプションが選択可能な状態になります。

タイム レンジ(Time Range)

指定されたタイム レンジ内にあるキー情報とカーブ セグメント情報をキー用のクリップボードのコンテンツに置き換えます。

カーブ全体(Entire Curve)

タイム レンジ(Time Range)オプションがクリップボード(Clipboard)に設定されているときだけ、このオプションを選択することができます。カーブ全体(Entire Curve)を選択すると、ペーストされるアトリビュートのアニメーション カーブがキー用のクリップボードの情報で置き換えられるため、実質的には、それらのアトリビュートに関する既存のアニメーション カーブが削除され、キー用のクリップボード内の新しいアニメーション カーブが適用されます。

接続(Connect)

ペーストされるセグメントの開始時間でアニメーションが不連続にならないように、キー用のクリップボード内のアニメーション カーブの値を調整します。