セルフ アトラクトと反発(Self Attraction and Repulsion)アトリビュートは、2D または 3D 流体コンテナ内のボクセル間に引き付けフォースおよび反発フォースを生成します。セルフ フォース(Self Force)アトリビュートを使用して、フォースを左右するものがコンテナの密度グリッド値か、温度グリッド値かを設定できます。
平衡値(Equilibrium Value)アトリビュートは、ボクセルが引き付けフォースと反発フォースのどちらを生成するかを決定するターゲット値を設定します。密度または温度の値が平衡値(Equilibrium Value)未満のボクセルは、引き付けフォースを生成します。密度または温度の値が平衡値(Equilibrium Value)よりも大きいボクセルは、反発フォースを生成します。詳細については、平衡値(Equilibrium Value)を参照してください。
セルフ アトラクトと反発フォースの使用も参照してください。
セルフ アトラクトと反発(Self Attraction and Repulsion)は、ダイナミック グリッドとスタティック グリッドに適用できます。
セルフ アトラクトおよび反発フォースをオンにし、フォースがコンテナの密度(Density)と温度(Temperature)のどちらのグリッド値を基準にしているかを設定します。
流体コンテナ内のボクセルには、セルフ フォースは適用されません。
セルフ フォース(Self Force)が密度(Density)グリッド値を基準にするように設定します。
セルフ フォース(Self Force)が温度(Temperature)グリッド値を基準にするように設定します。
引き付けフォースの強度を設定します。セルフ アトラクト(Self Attract)は、密度または温度の値が平衡値(Equilibrium Value)を超えるボクセルには影響を与えません。
反発フォースの強度を設定します。セルフ反発(Self Repel)は、密度または温度の値が平衡値(Equilibrium Value)未満のボクセルには影響を与えません。
ボクセルが引き付けフォースと反発フォースのどちらを生成するかを決定するターゲット値を設定します。密度または温度の値が設定されている平衡値(Equilibrium Value)未満のボクセルは、引き付けフォースを生成します。密度または温度の値が平衡値(Equilibrium Value)よりも大きいボクセルは、反発フォースを生成します。
セルフ フォースが適用される最大距離をボクセル単位で設定します。たとえば、設定値が 1 の場合、ボクセルは、それらの隣にあるボクセルにより生成されたセルフ フォースによる作用のみ受けます。セルフ フォース距離(Self Force Distance)の値が、流体の解像度を上回る場合、コンテナ内の各ボクセルは、流体に含まれる 1 つおきのボクセルにより引き付けられるか、または反発されます。セルフ フォース距離(Self Force Distance)の既定値は 16 です。
セルフ フォース距離(Self Force Distance)に大きな値を設定すると、シミュレーション時間が長くなります。流体コンテナの解像度(Resolution)を大きくする場合、同じエフェクトを得るためには、セルフ フォース距離(Self Force Distance)の値を増やします。このセルフ フォース(Self Force)のエフェクトは、重力のセルフ アトラクトと同様に、ローカル空間距離に従って、減衰します。