これらのオプションは、ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)ウィンドウの セクション、および任意のブラシ ノードのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)のサブセットとして表示されます。
フォースは成長の各ステップでチューブに適用できます。各ステップにおける小刻みな変更が累積してチューブ全体のシェイプに体系的な影響を与え、さまざまなエフェクトを生成します。チューブに適用できるフォースのタイプは、らせん、重力、風、乱気流、反動力です(反動力は、チューブが地下に潜るのを防ぎます)。チューブは段階的に成長するため、チューブの付け根よりも先端部のほうがフォースの影響力が強くなる傾向があります。
一部のフォース(パスに引き付け(Path Attract)、パスに追従(Path Follow)など)は花またはリーフに適用できません。
ストローク パス上のポイントと同じ方向にチューブを成長させようとするフォース(物理的な力)の大きさを設定します。0 を指定すると、チューブにフォースは加わりません。値を大きくしていくと、チューブが徐々にパスに追従するようになります。正の値を指定すると、ストローク パスと同じ方向に向かってチューブがパスに追従します(ストローク パスの方向にチューブを櫛でとかしたように)。負の値を指定すると、ストローク パスと反対の方向に向かってチューブがパスに追従します(ストローク パスと逆の方向にチューブを櫛でとかしたように)。
チューブの成長の各ステップにおいてチューブをストローク パスに引き付けるフォース(物理的な力)の大きさを設定します。0 を指定すると、チューブにフォースは加わりません。値を大きくしていくと、チューブが徐々にパスに引き付けられます。正の値を指定するとチューブがパスに引き付けられ、負の値を指定するとチューブがパスから遠ざけられます。
ストロークに関連するコントロール カーブに追従してチューブが動くように設定することができます。詳細については、コントロール カーブを使用してチューブの動作を変更するを参照してください。このカーブに追従(CurveFollow)アトリビュートでは、コントロール カーブと同じ方向にチューブを成長させようとするフォース(物理的な力)の大きさを設定します。正の値を指定するとチューブがパスに引き付けられ、負の値を指定するとチューブがパスから遠ざけられます。
ストロークに関連するコントロール カーブに向かってチューブを引き付けることができます。詳細については、コントロール カーブを使用してチューブの動作を変更するを参照してください。このカーブに引き付け(Curve Attract)アトリビュートでは、チューブをコントロール カーブに引き付けるフォース(物理的な力)の大きさを設定します。正の値を指定するとチューブがカーブに引き付けられ、負の値を指定するとチューブがカーブから遠ざけられます。
この設定が意味を持つのは、カーブに引き付け(Curve Attract)またはカーブに追従(Curve Follow)が有効に設定されている場合に限られます。コントロール カーブからチューブに影響が及ぶ(フォースが適用される)限界範囲(カーブとチューブ間の最大距離)をワールド空間の単位で指定します。0 を指定すると、最大距離による制限がなくなります。
ストロークとオブジェクト サーフェス間の引き付けフォースの強さを指定します。サーフェスに引き付け(Surface Attract)では、ストロークとサーフェスのどの領域が互いに引き付け合うかを計算するためにサーフェス上の最も近いポイントが使用されます。値が大きいほど引き付けフォースは大きくなり、負の値では反発フォースが生成されます。
壁にはりつくつる草などの、ペイント サーフェスの輪郭に正確に沿ったストロークが必要となるエフェクトにサーフェスに引き付け(Surface Attract)を使用します。ストロークとジオメトリの相互貫通を解決するには、サーフェス衝突(Surface Collide)(以下を参照)をオンにします。
サーフェスに引き付け(Surface Attract)の効果のあるオブジェクト サーフェスからの最大距離を指定します。値が大きいほど、オブジェクト サーフェスからの引き付け距離が増加します。最大引き付け距離(Max Attract Distance)が負の値の場合は距離に関係なくすべてのポイントをサーフェスに引き付けます。
方向と強度がランダムなフォースの大きさを設定します(ランダムなフォースは各チューブのローカル空間内で適用されます)。0 を指定すると、フォースは適用されません。値を大きくするに従って、フォースが強くなります。藪や木の節を表現する場合は、このアトリビュートを使用するのが便利です。
チューブに適用する基本の一方向フォースの大きさを x、y、z ワールド空間座標で定義します。0 を指定すると、その方向からのフォースは適用されません。
(アップ軸に対して)下向きのフォース(重力)の大きさを指定します。0 を指定すると、重力は適用されません。
オンの場合、チューブがペイント オブジェクトのサーフェスと衝突します。サーフェスに引き付け(Surface Attract)が使用されているときのストロークとジオメトリの相互貫通を解決するには、サーフェス衝突(Surface Collide)を使用します。
ストロークがオブジェクト サーフェスの外側(Outside)、内側(Inside)、または両サイド(Both Sides)と衝突するかどうかを指定します。
偏向(Deflection)をオンに設定すると、チューブが成長しているサーフェスやプレーンにチューブが潜るのを防ぐ偏向フォースが適用されます。たとえば、重力によって大枝が下方向に引かれるときに、枝が地面に潜るのを防ぐことができます。偏向フォースはチューブを押し上げる力であり、サーフェスまたはプレーンに近づくほど強くなります。
チューブに偏向(Deflection)フォースが適用される範囲を指定します。この範囲を指定できるのは、偏向オプションをオンに設定した場合に限られます。最小偏向(Deflection Min)は、チューブがサーフェスに触れる前に偏向フォースが無限大になるときの距離(サーフェスからの最短距離)です。最大偏向(Deflection Max)は、サーフェスに近づくチューブが最初に偏向フォースのインフルエンスを受けるときの距離(サーフェスからの最大距離)です。どちらの距離もワールド空間の単位で指定します。
チューブの成長に伴って成長速度を低下させるフォースの大きさを設定します。
フォースに反応してチューブのセグメントを引き伸ばす度合いを指定します。0 を指定すると、チューブは伸びません。1 を指定すると、フォースの値に応じて必要なだけチューブが伸びます。