初期状態(Initial State)サブメニュー

選択項目に設定(Set for Selected)
選択したダイナミック オブジェクトの初期状態を設定します。
すべてのダイナミックに設定
シーン内のすべてのダイナミック オブジェクトの初期状態を設定します。
初期状態のクリア(Clear Initial State)

選択したダイナミック オブジェクト(nucleus オブジェクトと流体オブジェクト)から既存の初期状態をクリアし、オブジェクトを元の状態にリセットします。nCloth では、クロスが入力メッシュのシェイプに設定されます。放出された nParticle では、オブジェクトが放出前の状態に戻されます。

initialState_fluidShape ノードは削除されますが(別のシーンで使用されている場合を考慮して)、初期状態キャッシュ ファイルは削除されません。シミュレーションの開始に移動すると、コンテナのコンテンツは空になっているはずです。

注: 必要に応じてシミュレーションの開始まで巻き戻して、初期状態のクリア(Clear Initial State)の効果を確認してください。

nucleus

メッシュから設定(Set From Mesh)
シミュレーション用に、選択した nCloth の初期状態(開始位置)を、選択した他のメッシュ(一致するトポロジを持つメッシュ)の状態に設定します。
初期状態のリラックス(Relax Initial State)
選択した nucleus オブジェクトを指定したフレーム数シミュレートして、現在の状態を初期状態として保存します。nCloth では、初期状態のリラックス(Relax Initial State)は、nCloth の衣類が重力の影響を受けて、それを着ているモデルに収まっているように見せるために便利です。この場合、シーンのアニメーション全体を再生する必要はありません。

フィールド/ソルバ(Fields/Solvers) > 初期状態( Initial State) > 初期状態のリラックス(Relax Initial State) > を選択し、初期状態のリラックス オプション(Relax Initial State Options)を設定します。

相互貫通の解消(Resolve Interpenetration)

フィールド/ソルバ(Fields/Solvers) > 初期状態( Initial State) > 相互貫通の解消(Resolve Interpenetrations) > を選択し、相互貫通の解決オプション(Resolve Interpenetration Options)を設定します。

流体

初期状態の設定(Set Initial State)

初期状態の設定オプション(Set Initial State Options)ウィンドウでは、流体の初期状態のコンテンツを設定できます。初期状態の設定オプション(Set Initial State Options) ウィンドウでチェックされたコンテンツは初期状態のとき設定されます。既定では、すべてのコンテンツの初期状態オプションは On です。

流体の初期状態は、ダイナミック グリッドまたはスタティック グリッドのコンテンツから作成されます。初期状態を設定する際、コンテンツ方法内に存在する初期状態の設定オプション(Set Initial State Options) ウィンドウでチェックされていないダイナミック グリッド アトリビュートまたはスタティック グリッド アトリビュートがある場合、警告が表示され、プロンプトでそれらのグリッド アトリビュートを含めるかキャッシュから削除するかを選択するよう指示されます。

例として状態を保存(Save State As Example)
流体の現在状態を MA、MB、または MOV ファイルとして保存することができます。