nCloth の キャッシング(Caching)アトリビュート

現在選択されている nCloth オブジェクトを nCache するときに、サーバまたはローカル ハード ディスクに保存するシミュレーション データを指定します。

キャッシュ可能なアトリビュート(Cacheable Attributes)

位置(Position)

nCloth オブジェクトの頂点の X、Y、Z の位置をキャッシュします。

位置と速度(Position and Velocity)

nCloth オブジェクトの頂点の X、Y、Z の位置とともに、オブジェクトの速度もキャッシュします。

ダイナミック状態(Dynamic State)

nCloth オブジェクトの頂点の X、Y、Z の位置、オブジェクトの速度、さらに内部状態の情報をキャッシュします。

キャッシュの終了時に nCloth シミュレーションを再開する場合や nCloth キャッシュをアペンドする場合に、ダイナミック状態(Dynamic State)を使用します。このような場合、ダイナミック状態(Dynamic State)位置と速度(Position and Velocity)を使用するとより効果的に作用しますが、オリジナルのシミュレーションとキャッシュ済みのシミュレーションとの間に微妙な差異が生じることがあります。

ダイナミック状態(Dynamic State)でキャッシングする場合に nCloth のシミュレーションを再開したときの精度を最大限に保つには、nCloth オブジェクトをワールド空間出力(World Space Output)として作成する必要があります。詳細については、nMesh > nCloth の作成(nMesh > Create nCloth)を参照してください。