blendShape

ベース オブジェクトのブレンド シェイプ デフォーマを作成する場合(「ブレンド シェイプ デフォーマを作成する」を参照)、blendShape ノードを作成し、オブジェクト上のベース シェイプに指定した量のターゲット シェイプをブレンドします。

オブジェクト上の各 blendShape ノードには独自のターゲット シェイプ セットが含まれ、ノードに属するターゲット シェイプのみがブレンドされます。すべてのターゲット シェイプには、シェイプ エディタ(Shape Editor)またはチャネル ボックス(Channel Box)で設定できる独自のウェイト値があります。

ブレンド シェイプ アトリビュート(Blend Shape Attributes)

原点(Origin)

ブレンド シェイプをベース オブジェクト シェイプの位置、回転、スケールに関連付けるか、または直接指定するかを設定します。次のオプションから選択します。

ワールド(World)

ベース オブジェクト シェイプとターゲット オブジェクト シェイプの位置、回転、スケールの違いを考慮してブレンドします。

注:

ローカル(local)ワールド(world)の選択項目は、原点(Origin)作成オプションの選択項目と同じです。「ブレンド シェイプ オプション(Blend Shape Options)」を参照してください。ただし、ユーザ(User)アトリビュートは、原点(Origin)作成オプションにはありません。

ローカル(Local)

ベース オブジェクト シェイプとターゲット オブジェクト シェイプの位置、回転、スケールの違いを無視してブレンドします。

ユーザ(User)

baseOrigin と targetOriginという 2 つの特殊なアトリビュートを指定して、原点に関する情報を提供します。これらのアトリビュートに関する詳細については、オンライン マニュアルの『ノード & アトリビュート リファレンス(Node and Attribute Reference) (英語)』と『MEL コマンド リファレンス(MEL Command Reference)』を参照してください。baseOrigin アトリビュートと targetOrigin アトリビュートの値を設定するには、setAttr MEL コマンドを使用します。

ウェイト(Weight)

ターゲット(Target)

指定したターゲット シェイプのインフルエンスの度合い、すなわち、ウェイト値を設定します。値が 0.000 の場合は、ターゲットにまったくインフルエンスが及ぼされません。値が 1.000 の場合は、ターゲットにインフルエンスの度合いが最大になります。指定されたターゲット シェイプごとに、スライダを使用して 0.000 ~ 1.000 の値を選択します。

注:

このターゲット シェイプのウェイト(Weight)スライダは、シェイプ エディタ(Shape Editor)の値と、チャネル ボックス(Channel Box)のターゲット シェイプのチャネル値に対応しています。

負のウェイトをサポート(Support Negative Weights)

オンの場合、ブレンド シェイプ デフォーマに負のウェイト値を入力できます。オフの場合、最小ウェイト値は 0 で、負の値はサポートしません。既定では、オフに設定されています。

デフォーマ アトリビュート(Deformer Attributes)

エンベロープ(Envelope)

変形のスケール係数を設定します。スライダを使用すると、0.000 ~ 1.000 の間で値を選択できます。また、数値を入力すると、-2.000 ~ 2.000 の間で選択することができます。値が 2.000 の場合は、全体的なデフォメーション エフェクトが 2 倍になります負の値を設定すると、エフェクトが反転します。既定値は 1.000です。

注:

エンベロープ(Envelope)アトリビュートは、シェイプ エディタ(Shape Editor)のブレンド シェイプ デフォーマのウェイト値と、チャネル ボックス(Channel Box)エンベロープ(Envelope)チャネルに対応しています。

ノードの動作(Node Behavior)

詳細については、一般的なデフォーマ ノード アトリビュートを参照してください。

追加のアトリビュート(Extra Attributes)

既定では追加のアトリビュートはありません。