テクスチャ ノードはレンダー ノードの一種で、オブジェクトのマテリアルにマップすることで、レンダーされるオブジェクトのサーフェスの外観を定義できます。
テクスチャ ノードとマテリアル ノードは、同時にシェーディング グループ(Shading Group)ノードに送りこまれ、サーフェスの最終的なシェーディング方法がレンダラに通知されます。「シェーディング グループ ノード」も参照してください。
テクスチャ ノードは、Maya によって生成されたプロシージャ テクスチャや Maya に読み込みされたビットマップ イメージ(プロシージャ テクスチャを参照)で、Naterial アトリビュートのテクスチャ マップとして使用できます。カラーやバンプ、鏡面反射などのさまざまなアトリビュートのテクスチャ マップが、マテリアルの外観を左右します。テクスチャ マップの詳細については、テクスチャ マッピングを参照してください。
2D テクスチャは、包装紙のようにオブジェクトを包むことや、平坦なサーフェスに壁紙のように貼り付くことができます。
3D テクスチャは、大理石の石目や樹木の木目のように、オブジェクトを通じて投影されます。
3D テクスチャを使うと、オブジェクトが岩や木のような物質から彫り出されたように見えます。3D テクスチャは、必要な結果を得るために、シーン ビューでインタラクティブにスケール、回転、移動することができます。
環境テクスチャは、通常はシーンのオブジェクトのバックグラウンドや、反射マップとして使用されます。
環境マップで反射をシミュレートする方法については、現実に即した反射を参照してください。
Maya の環境テクスチャの詳細については、環境テクスチャの概要を参照してください。
Maya でテクスチャをレイヤ化する方法は 2 つあります。レイヤ シェーダ(Layered Shader)をテクスチャ合成フラグとともに使用するか、レイヤ テクスチャ(Layered Texture)ノードとともに使用する方法です。
レイヤ テクスチャ(Layered Texture)ノードを使用するワークフローは、レイヤ シェーダ(Layered Shader)の場合と同様です。多くのブレンド モードを設定できるので、レイヤ テクスチャ ノードを使用することをお勧めします。
レイヤ テクスチャ(Layered Texture)ノードを使用してテクスチャをレイヤ化する方法については、「レイヤ シェーダ(Layered Shader)を作成する」を参照してください。