最終レンダーした外観のイメージをその場で確認するために、アニメーション全体(または、選択した数フレーム)を低解像度でレンダーすることができます。
通常は、サイズの半分から 4 分の 1 の解像度で、ソフトウェア レンダーした外観のイメージを十分に掴むことができます。(さらに最終外観に近いアニメーションを確認するために、特定の数フレームを最終解像度でテスト レンダーすることもできます)。
コマンド ライン レンダリングでアニメーションをテスト レンダーするには
Render -r <renderer> <options> <scene>
使用できるオプションは次のとおりです。
-s <start_frame> | レンダーするアニメーションの最初のフレームを指定する。 |
-e <end_frame> | レンダーするアニメーションの最後のフレームを指定する。 |
-b <by_frame> | レンダーするフレーム間隔を指定する。 |
-x <image_x_resolution> | レンダーするイメージの水平解像度を指定する。 |
-y <image_y_resolution> | レンダーするイメージの垂直解像度を指定する。 |
たとえば、フレーム 1 から始まってフレーム 100 で終了するアニメーションがあるとします。最終的なイメージの解像度が 640×480 で、なおかつ Maya ソフトウェアでアニメーションを 10 フレームごとにテスト レンダーする場合、次のように入力します。
Render -r sw -s 1 -e 100 -b 10
mental ray for Maya を使って上記の最終的な解像度の半分の解像度で各フレームをテスト レンダーする場合は、次のように入力します。
Render -r mr -s 1 -e 100 -b 1 -x 320 -y 240
Render -r mr -s 1 -e 100 -b 1 -x 320 -y 240
Render コマンドのオプションの完全なリストを表示する場合は、シェルまたはコマンド ラインで次のように入力します。
Render -r <renderer> -help