Reference

Reference 要素では、別の CTF ファイルをパスまたはエイリアスによって参照します。外部ファイルは、ProcessList の対応する場所に読み込まれます。

Academy/ASC XML カラー変換形式に対するオートデスクの拡張機能です。

注: Reference 要素が含まれているトランスフォームのチェーンを書き出すと、参照は参照先ファイルの内容によって置き換えられます。

導入

バージョン 1.2

下位要素

上位要素

アトリビュート

path アトリビュートまたは alias アトリビュートのどちらかを指定する必要がありますが、両方を指定する必要はありません。

id、name、bypass、inBitDepth、outBitDepth
共通オペレータ アトリビュート」を参照してください。

ここで指定した値で、外部ファイル内の値が変更されることに注意してください。

alias
別の CTF ファイルのパスおよびファイル名のショート ネーム。alias は、SynColor 環境設定ファイル内の Ref 要素で定義する必要があります。既定では、次のエイリアスを使用でき、オートデスクのカラー管理をサポートするアプリケーションのユーザ インタフェースから変更することができます。
  • "graphicsMonitor" エイリアス: ワークステーション モニタで表示するための適切なトランスフォームを参照する必要があります。
  • "broadcastMonitor" エイリアス: 放送用モニタで表示するための適切なトランスフォームを参照する必要があります。
  • "currentMonitor" エイリアス: イメージを表示するモニタに応じて "graphicsMonitor" エイリアスの値または "broadcastMonitor" エイリアスの値によって解決されます。
  • "defaultLook" エイリアス: オンセットで使用される外観を再作成するトランスフォームを参照する必要があります。

必要に応じて追加のエイリアスを作成することができます。

path
別の CTF ファイルのパスとファイル名。basePath アトリビュートを定義する場合は、パスは basePath に対する相対パスになり、basePath アトリビュートを定義しない場合は、パスは絶対パスになります。
basePath
相対パスのベースとなる場所
意味
Autodesk オートデスク アプリケーションによって設定されるカラー変換のインストール場所。正確なパスは、実行中のアプリケーションで使用されるオートデスクのカラー管理のバージョンに基づいて解決されます。
Shared オートデスクのカラー管理を使用するすべてのアプリケーション用のカスタム カラー変換の共有場所。場所は、SynColor 環境設定ファイルSharedHome で設定します。

<ProcessList id="561c5aba-8709-477c-8211-7ec4a6fe8820">
    <Reference basePath="Autodesk" inBitDepth="32f" outBitDepth="32f" path="RRT+ODT/ACES_to_CIE-XYZ_v0.1.1.ctf" />
    <Reference alias="graphicsMonitor" inBitDepth="32f" outBitDepth="8i" />
    <Reference inBitDepth="8i" outBitDepth="8i" path="lut1d_example.xml" basePath="Shared" />
    <Reference inBitDepth="8i" outBitDepth="8i" path="/zeus/toto/toto.xml" />
</ProcessList>