テクスチャの領域をクローン(複製)し、このサンプルを同じテクスチャ、または別のテクスチャのどこかにペイントすることができます。クローンには、ダイナミックとスタティックの 2 通りの方法があります。
ダイナミック クローンでは、クローン ソースはペイントに従って移動します。次のダイナミックなクローン(DynamicClone)の例では、上の目の小さな領域がクローン ソースとして設定されています。目の下をペイントすると、上の目が徐々に再生されます。スタティックなクローン(StaticClone)の例では、瞳孔がクローンされ、スタンプされています。
テクスチャの領域をクローンし、これを使ってペイントするには
サーフェスの上にブラシを重ねると、ブラシのアウトライン上に × が表示されます 。これは、クローン ソースを設定するまで、選択したアトリビュート テクスチャ上にはペイントできないことを表しています。
Maya では、最後にクローン(Clone)操作を使用したときに選択したブラシ プロファイルが自動的に選択されます しかし、最後のプロファイルがカスタム ブラシであった場合、カスタム ブラシの 1 つが選択されていたことが記憶されているだけで、どのカスタム ブラシだったかは記憶されていません。ある操作に対してカスタム ブラシを変更すると、選択したカスタム ブラシ プロファイルを使ったその他の操作でも変更後のブラシが使用されます。
既定では、クローン ブラシ モード(Clone Brush Mode)はダイナミック(Dynamic)に設定されています。ダイナミック クローンでは、ペイントに従ってクローンされた領域が変化し、ストローク パスから一定の距離を保ちながら、ストロークと同時に移動します。既存のテクスチャから領域をコピーするにはこの方法が効果的です。
クローン ソースを同じ状態に保つにはスタティック(Static)を選択します。
ストローク中にクローンの上をペイントすると、残りのストロークでは、オリジナルのペイント サンプルが使用されますが、次のストロークでは、更新されたクローン ソース ペイント サンプルが使用されます。