Maya 内部で PSD ファイルを作成するとき、Adobe Photoshop でペイントされるチャネルを選択します。
この後、これらのチャネルは Adobe Photoshop でレイヤ セットとして表され、レイヤ セット内に任意のレイヤを追加、編集、または削除することができます(PSD ネットワークを Maya のテクスチャとして使用するも参照してください)。PSD ノード更新時、Adobe Photoshop で行った変更は Maya の適切なチャネルに戻されます(「PSD ネットワークの更新」を参照してください)。
注:
オプションの UV スナップ ショットは、高い正確性でテクスチャをペイントするガイドラインとして機能します。Maya でレイヤ PSD ファイルを作成するとき、UV スナップショットを作成することができます。
Maya でレイヤ PSD ファイルを作成し、使用するには
- UV が 0 ～ 1 のテクスチャ空間内にフィットすることを確認し、必要なマテリアル(たとえば、Phong シェーダ(Phong))を選択します。
- ペイントするオブジェクトを選択します。
- テクスチャリング > PSD ネットワークの作成(Texturing > Create PSD Network)を選択します。
- 作成する Adobe Photoshop ファイルの名前を入力し、任意のオプションを設定します(または既定を使用します)。
- アトリビュート(Attributes)リストで、ペイントするアトリビュートをダブルクリックして、それを選択したアトリビュート(Attributes)リストに追加します。必要なアトリビュートが追加されるまで、これを繰り返します。リストに表示されないアトリビュートをペイントする場合、詳細なアトリビュート リスト(Detailed Attribute List)をオンにします。
- 作成(Create)を選択します。
ペイントすることを選択したアトリビュートのレイヤ セットを持つ空の PSD ファイルが Maya により作成されます。バックグラウンド カラーは、マテリアルのカラーが採用されます。
- PSD ファイルは、プロジェクトのソース イメージ ディレクトリにあります。
- Adobe Photoshop でファイルを開きます。
- ペイントする各アトリビュートはレイヤ セットによって表されます。特定のレイヤ セット内には、必要な数のレイヤを追加、削除することができます。Maya は各レイヤ セットを独立した平らなイメージとして取り扱い、マテリアルのベース カラーが使用されます。
- UV スナップショットを選択した場合、ペイントのリファレンスとして最上位レイヤに挿入されます (このレイヤはレンダーに影響しません)。
- Adobe Photoshop でレイヤをペイントした後、ファイルを保存します。
- Maya で、テクスチャリング > PSD ネットワークの更新(Texturing > Update PSD Networks)を選択します。
PSD イメージ ファイルの各レイヤ セットは、PSD ファイル ノードにアタッチされた独立したノードによって表されます。