テクスチャの保存

作業中にテクスチャを保存するには、必要なときにシーンを保存するか、ツール設定(Tool Settings)エディタのファイル テクスチャ(File Textures)セクションでテクスチャの保存(Save Textures)ボタンをクリックします。

Maya により作成されたテクスチャには、現在のシーン、シェイプ、アトリビュート名に基づく新しい名前がつけられます。これらのテクスチャは、現在のプロジェクトの 3dPaintTextures ディレクトリのサブディレクトリに格納されます。

シーン名: myPaintScene

シェイプ名: ballShape, planeShape

アトリビュート: color, transparency

生成されるテクスチャ名:

projectdirectory¥3dPaintTextures¥myPaintScene¥ballShape_color.iff projectdirectory¥3dPaintTextures¥myPaintScene¥ballShape_transparency.iff projectdirectory¥3dPaintTextures¥myPaintScene¥planeShape_color.iff projectdirectory¥3dPaintTextures¥myPaintScene¥planeShape_transparency.iff

.iff は既定のファイル フォーマットです。

注:
  • バンプ マップ アトリビュートは、シーン名では normalCamera と表示されます。
  • オリジナルのテクスチャの縦または横の長さが 2 の累乗数ではない(512×512 や 256×128 ではない)場合、Maya により最も近い 2 の累乗数に変更されます。これにより、3D ペイント ツール(3D Paint Tool)がより効率的になります。
  • たとえば、サーフェスの名前を変更したり、シーンに新しい名前をつけて保存したりして、シェイプやシーンの名前を変更すると、次回、3D ペイント ツール(3D Paint Tool)を開始したときにテクスチャが新しい名前にコピーされます。

3D ペイント ツール(3D Paint Tool)を使って作成したファイル テクスチャが、シーンの保存時にどのように保存されるかを定義できます。保存する前に、シーンを別名で保存オプション(Save Scene As Options) (ファイル > シーンを別名で保存(File > Save Scene As) > )の 3D ペイント テクスチャ オプション(3D Paint Texture Options)セクションで必要なオプションを選択します。

各ストローク後に自動的にテクスチャを更新し保存

ストロークごとにテクスチャを自動的に更新し、保存することができます。

ストロークごとにテクスチャを自動的に更新するには、ツール設定(Tool Settings)エディタのファイル テクスチャ(File Textures)セクションでストローク時に更新(Update on Stroke)オプションをオンにします。このオプションは IPR レンダーをしているときにオンにします。各ストロークの最後にマウス(またはスタイラス)を放すと、テクスチャが更新され、IPR レンダーがリフレッシュされ、変更が反映されます。このオプションがオンの場合、ファイル テクスチャを永久的に保存するために、アップデートにシーンを保存する必要があります。

注: ストローク時に更新(Update on Stroke)がオンの場合、消去はできません。

3D ペイント ツール(3D Paint Tool)高精度レンダリング(High Quality Rendering)をオンにしたまま使用できます。このときバンプや透明度などのアトリビュートをペイントしながらプレビューすることはできますが、ペイント中にストローク自体を確認することはできません。これはテクスチャは各ストロークの最後にのみ更新されるからです。

編集中のファイル テクスチャにストロークを保存するには、ストローク時にテクスチャを保存(Save Texture on Stroke)をオンにします。シーンを保存しなくても、変更はそのまま残ります。このオプションがオフの場合(既定値)にファイル テクスチャへの変更を有効にするには、シーンを保存する必要があります。